北海道の子供たちに悲報?いや朗報! 毎月第1、第3日曜日は「ノーゲーム・デー」に。

北海道の子供たちに悲報?いや朗報! 毎月第1、第3日曜日は「ノーゲーム・デー」に。

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今の子供は、ゲームのし過ぎですか?

北海道の教育委員会とPTAは、毎月第1・第3日曜日を「ノーゲームデー」と定めました。ゲーム禁止の対象となるのは、子どもだけでなく大人も含まれるそうです。

“道内(北海道)の子どもたちの全国学力テストの成績は、全国平均を下回っていて、道教委は、長時間ゲームをする子どもたちが多く、家庭学習の時間がゲームに取られてしまっていることにも原因があるとみています。

第1・第3日曜はゲーム禁止:NHKニュースWEB より一部引用”

北海道の子供って、そんなにゲームが好きなのか?

ウェブサイト都道府県別統計とランキングで見る県民性の「小学生長時間ゲームプレイ率 2014年」に、平日に2時間以上ゲームをする小学生6年生の割合が掲載されていました。

<平日2時間以上ゲームをする小6の割合ランキング>

  1. 北海道 37.9%
  2. 大阪府 34.4%
  3. 愛知県 33.6%
  4. 三重県 33.0%
  5. 和歌山県 32.9%

なるほど、全国47都道府県で北海道が1位でした。3人に1人以上が、学校がある平日に2時間以上ゲームをしているそうです。寒いから家での遊びが多いのかな?と思ったのですが、青森、岩手、秋田は平均以下です。寒さは関係ないようですね。2位以下には、大阪、愛知、三重、和歌山と、関西・東海地方が並んでいます。

ちなみに、東京は28.3%で30位でした。また、ゲームをしない都道府県は以下のとおりです。

  1. 沖縄県 22.9%
  2. 長崎県 23.2%
  3. 鹿児島県 23.4%
  4. 鳥取県 23.4%
  5. 宮崎県 23.9%

なんと! ……と言っては失礼なのですが、沖縄がゲームをしない県ナンバーワンでした。日本の北と南で対極をなしているのが不思議ですね。2位以下には主に九州が並んでいます。

ゲームを禁止する理由は、学力低下。

昨年2014年4月、小学校6年と中学3年の全員を対象に実施した「全国学力テスト」の結果によると、秋田県と福井県が、小学校、中学校ともに上位を独占しています。

ちなみにノーゲームデーを定めた北海道は、先のニュース記事にも書かれていますが、小学校、中学校ともに、平均値を下回っています(共同通信 参照)。

全国学力テスト(各科目の平均正答率上位)
画像参照元:学力、底上げ進む 沖縄は小学校で大幅改善 上位県の固定化変わらず 文科省テスト結果公表 【共同通信】より

ノーゲームデー、ネットでの反応は?

ネット上の意見をみると「ゲームを辞めさせたら勉強をするという発想が甘い」といった、ノーゲームデーに対して批判的な意見が多く見られました。

子供の時間と金を奪おうとたくらむ、ゲーム会社の思惑にハマらないように。

僕、個人的にはノーゲームデーは良いと思います。

というのも、今は親世代のゲームとは違い、「買わせるゲーム」から「中毒させるゲーム」へとなっているからです。

<昔のゲーム>
・ゲームソフトを数千円で購入する
・スタンドアローン型ゲーム(単体で遊ぶ)

<今のゲーム>
・無料、低価格でゲームが手に入る
・アイテム、ストーリー課金型
・ネットワーク型ゲーム(インターネットで複数プレイ)

昔は、ゲームソフトを買ってもらうことでしかゲーム会社は儲けることができませんでした(攻略本や関連グッズもありますが)。しかし今は、ゲームをしながら課金させるのがゲーム会社の主な儲けとなります。少し前に、社会的問題にもなったコンプガチャもそのひとつです。

いかに、中毒性の高いゲームをつくるか。それがゲーム開発会社の使命なのです。大人であれば「バカバカしい」と自制できる方も多いと思いますが、子供の場合はあっという間に取り込まれてしまいます。

また、今はインターネットを通じてユーザー同士もつながっているので、どうしても友達やゲーム仲間との約束があって、自分だけが抜けにくいゲームもあります。

とにかく、「一度つかんだ客(子供)は離さない!トコトン搾り取ってやるぜ」というゲーム会社の思惑がある訳です。今はハマりやすいゲームが多いので、自制するチカラを付ける為にも、皆でゲームを辞める日があるってのは良いじゃないか、と思う訳です。

ノーゲームデーだから勉強しろ、というのは子供にとって窮屈ですが、ゲーム以外の他の楽しみが見つけられる切っ掛けになれば良いですね!