あぁ……疲れたなぁ
そんなときは、とにかく寝る。
目覚ましをつけずに、起きるまで寝る。
二度寝もする。
そしてダラダラ、ゴロゴロ過ごす。
こういう風に考えている方は多いのではないでしょうか。僕もめちゃくちゃ疲れたときは、とにかく休息。ゆっくりと過ごします。
でも、なんか疲れた。
動く気がしない。
やる気がでない。
特に疲れていないはずなのに、身体に力がみなぎってこないことってありますよね。
この謎の疲れやモヤモヤについて、雑誌『クロワッサン』を読んで「そうだったのか！」と目からうろこが落ちました。2025年9月25日号の特集「上手に休む、リカバリー術」です。
身体と心と、気分転換
休養というのは、単に身体を休めることだけでは無いそうです。
大きく3の休養があります。
休養とは
- 生理的休養
- 心理的休養
- 社会的休養
つまり、身体の休養と、心の休養と、外部の環境を変える休養があるそうです。たっぷり寝たり、ゴロゴロしたりするのは、生理的休養のごく一部にすぎません。それだけではしっかり休んだことにはならないんです。
自分自身もそうですし、家族や友人、職場の仲間に対しても、「疲れているな。休んだほうがいいな」と感じたときは、3つの休養があることを思い出してください。
具体的には、以下のとおりです。
生理的休養とは
整理的休養には、3つのタイプがあります。
生理的休養
- 休息タイプ
- 運動タイプ
- 栄養タイプ
休息タイプは、睡眠をとったり、休憩したり、ゴロゴロしたりする休養です。
でも身体の疲れはこれだけでは取れず、ウォーキングやストレットなど適度な運動をすることで身体が休まったり、胃腸に優しい栄養バランスのいい食事をとったりするのも休養となります。
心理的休養とは
心理的休養にも、3つのタイプがあります。
生理的休養
- 親交タイプ
- 娯楽タイプ
- 造形・想像タイプ
親交タイプは、身近な人やペットとの関わりです。たった一人で過ごすより、気楽に付き合える誰かと関わることも休養なのだそうです。家族、友人、恋人だけでなく、ご近所さんとの会話もこれに含まれます。確かに、心許せる人とお喋りすると気持ちが良いし、疲れがとれてやる気がでてきたりしますね。
また、娯楽も休養です。ゲームをしたり、映画をみたり、歌をうたったり。自分自身、気持ちが良いと感じている趣味を楽しみます。また、もの作りも良いんだそうです。絵を描いたり、詩を書いたり、料理をしたり。没頭することで心の疲れがとれるとのこと。
社会的休養とは
そして、最後の社会的休養は転換です。
社会的休養
- 転換タイプ
自分自身の外、つまり外部の環境を変えることが転換です。具体的には、外食をしたり、旅行にでかけたり、部屋の模様替えをしたり。
何かを変えることも休養になるんだそうです。
自分や誰かが疲れていたら、これら7つの休養を思い出して休もう！
雑誌『クロワッサン』の特集には思わずハッとさせられました。振り返れば、確かに自分自身もこれらで疲れがとれたり、やる気がみなぎってきたりしています。
大きく3の休養があります。
全8タイプ
- 休息タイプ
- 運動タイプ
- 栄養タイプ
- 親交タイプ
- 娯楽タイプ
- 造形・想像タイプ
- 転換タイプ
自分だけでなく、誰かも疲れていたら、これら7つのタイプを思い出して休ませてあげてください。ひとつだけでなく、複数組み合わせるとより効果的ですよ。
気の合う人と温泉旅行なんかにでかけたら、一挙に複数のタイプの休養がとれそうです。
寝ているだけでは不十分ってことですね。ぜひ、ご活用ください。
