「白の長袖Tシャツに、青のデニムパンツ、黒のキャップに、水玉模様のリュックをお召しになった、3歳の男の子を、お父さん・お母さんが探しておられます。見かけた方、お心当たりの方は、1Fサービスカウンターまでご連絡ください。また、お近くにいるようでしたら、近くのスタッフに声をかけて頂くか、1Fサービスカウンターまでお願いします」
お出かけの際、突然子どもが居なくなったら大変ですよね。
周りを見渡して、名前を呼んでも見当たらない場合は、迷子のアナウンスをしてもらう必要があります。また、場合によっては警察へ行方不明者として捜索願を出すこともあるでしょう。
しかしそのとき、子どもの服装を正しく伝えることができるでしょうか。パニックになっているときに、正しく伝えられる保護者の方が少ないのではないかと思います。
今回は「お出かけの際は、まず子どもの全身写真を一枚撮影」という、子連れお出かけのコツをお伝えします。
子どもが迷子、服装が思い出せない!
質問です。
「今日、子どもが着ていた洋服・靴を言えますか?」
もし、いま子どもがそばにいらっしゃる場合は、「昨日の服装」でお願いします。
……どうですか?
正解できた方は素晴らしいです! でも、正解できないかといって、素晴らしくない訳ではありません。なぜなら、ほとんど意識して覚えようとしないからです。覚えていなくて当然なのです。
だけど迷子や行方不明になったとき、手がかりになるのは服装です。
- 駅
- デパート
- 遊園地
- 動物園
- 公園
- 街の中
- お祭り
子どもはどこで居なくなるかわかりません。ちょっと目を離したすきに、思いがけないところへ行くことがありますよね。また、悪い奴に連れ去られるリスクも無いとは言い切れません。
【習慣化しよう】お出かけ前に、全身写真をカシャ!
あなたの不確かな記憶に頼るのではなく、習慣化するのがおすすめです。
家の玄関でも、車を降りた駐車場でも、子どもが動き回る前に「全身写真を撮る」ことを習慣化しましょう。スマホで撮るだけなので、10秒もかかりません。ポーズは不要、笑顔も不要。
「さぁ、写真撮るからちゃんとして!」
と言わなくても良いので、サクッと撮っておくのです。
これは毎回やっていると習慣化します。ぜひ、明日から実践してください。
迷子札「インフォバンド」や、バッグに親の連絡先記載もおすすめ
また、子ども自身に迷子札を付けておくのもオススメです。
我が家では腕に巻くタイプの迷子札「インフォバンド」を活用しています。ここには親の名前と携帯電話番号を書いています。
インフォバンドは防水仕様なので、服を着ないプールのときにも使えるので安心です。
他にも、フェスの再入場用にも使われている「使い捨てリストバンド」も買いました。
これは記入できる部分が大きいので、持病やアレルギーがある子の場合は注意事項も書き添えることができます。また、相当頑丈なので、子どもが自分で勝手に取り外してしまう心配がありません。
山登り、キャンプ、海などへ出かける際には良いでしょう。
僕は100枚入りを900円で買いました。1枚10円以下。安いですよね!
それと、僕は息子のリュックに親の名刺を入れています。名刺に「この子の親です」とサインペンで書いて。
もし迷子札を忘れたときであっても、すぐには伝わりづらいですが、バッグを見てもられることができたなら親の連絡先がわかります。
人が多いところへ行くときは、目立つ服装がおすすめ
記事最初に「白の長袖Tシャツに、青のデニムパンツ、黒のキャップ……」と書きましたが、これはありきたりすぎて印象が薄いですよね。
もし、特徴ある服装だったら、判別しやすくなります。
当然、自分たちが人混みのなかでわが子を探す際も、目立つ服装だと探しやすくなります。モノトーンだとわかりづらいですが、蛍光色のシャツや帽子を身につけていたら、パッと見つけやすくなりますよね。
普段はシックなデザインが好みであっても、人が多いところへお出かけする際は、ちょっと派手めな服装をしていく良いでしょう。
何より、迷子にならないように「しっかりと手をつなぐ」「目を話さない」というのが大切ですが、いざというときのための事前対策も肝心です。
今回は以上です。
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