2歳10ヶ月の息子のパスポートを、初めて取得しました。
結構いろんな手順があり面倒でしたので、子供のパスポートを作るにあたり、特に気になった部分や注意点をまとめました。予定されている方はご参考ください。
【証明写真】乳幼児、親の抱っこは基本NG。難しいので写真屋さんがおすすめ!
赤ちゃんや子供と言ってもパスポート用の写真は必要です。
「幼い子供だし、ある程度適当でも許されるんじゃないの?」と思ったら、それが意外にも厳格。それが0歳の赤ちゃんであっても……
目を閉じてたらダメだし、
親が写っていたらダメだし、
正面を向いていないといけない
など、ルールは大人と同じだったのです。
乳幼児の写真の撮り方
首のすわらない乳児の場合に、写真の撮り方としては、乳児を白い布や布団の上に上向き寝かせて上から撮る、抱いて撮るなどの方法があります。その際、乳児が正面を向いていなかったり、背景に抱いている方の服や顔、身体の一部などが写ってしまったりした場合には、撮り直しをお願いすることもあります。抱いている方が写らないようにする方法としては、白い布をかぶって乳児を抱くなどの方法があります。
乳幼児が丸顔のため、顔の縦の長さを写真規格の最小である32ミリメートルとしても写真の横幅内に顔全体が収まらない場合には、縦方向が32ミリメートルに満たなくても、耳を含めた顔全体を写真に収めるようにしてください。
■関連リンク
・東京都生活文化局 未成年者の申請
・外務省:旅券用提出写真についてのお知らせ (PDF)
祐天寺駅前の写真屋さん「写真のタカノ」
パスポート用の写真は、駅前やショッピングセンターなどに設置されれている証明写真ボックスで撮るのが手軽で安上がりなのですが、そこに子供を座らせて規定通りに撮れる気がしません。
ということで、近所の写真屋さんへ行くことにしました。東急東横線・祐天寺駅駅前にある「写真のタカノ PHOTO TAKANO STUDIO+」です。
これが、意外と面白かったのです。
撮影室に案内された2歳の鼓太郎は、撮影用のブルーバックの前に置かれたイスに座らされました。女性カメラマンさんが「お手ては足の横に……ピッ!」と言うと、鼓太郎はピッ!と両手を身体の横にくっつけて、ちゃんと言うことを聞いているのです。
「アゴを少し下に」
「まっすぐ前を見て」
など、初めての指示を受け、鼓太郎は神妙な顔つきで、カメラマンさんの言うことを一生懸命聞いていました。こんなことができるのか……、と僕はビックリ。
15分ほどかけておよそ10枚を撮影し、ベストな一枚を選んで、それをプリント。
料金は2枚で2,980円。
証明写真にしては割高ですが、良い写真が撮れました。また、プロカメラマンに撮ってもらえたことでパスポート申請時にNGを受けるリスクを回避することにもなります。
パスポート申請は親だけでOK。ただし受け取りは本人のみ
パスポートの申請・受け取りに関しての詳細は、パスポートセンターで確認するか、申請書の案内に記載されています。その中でも、子供用のパスポートを申請する場合に、注意しておくべき点をまとめました。
パスポートの申請は代理人でもOK
パスポートは、申請してから受け取りまで、およそ1週間かかります。そのため、パスポートの発行業務を行なっているパスポートセンターへは、申請時と受取時の2度行く必要があるのです。
- 申請時は、親が代理でOK!
- 受取時は、本人のみ。子供と一緒に!
申請時は僕だけで行き、受取時は息子を連れて一緒に行って来ました。
パスポート申請時、忘れてはいけない必要書類
また、申請時は申込書と写真以外に、以下の書類が必要です。
- 戸籍抄本・戸籍謄本 1通
- 本人確認のための書類(母子手帳と健康保険証の2点)
子供が学生の場合は母子手帳の代わりに生徒手帳
子供のパスポート、サインはどうするの?
申請書類の記入において、所持人自署(サイン)は要注意です。子供はまだサインが書けないので、親が代わりに書きます。そのため所持人自署欄には、以下のように記入します。
- 子供の氏名
親の氏名(父、または母)代筆
ちょっと変な感じですが、サイン欄にこのように2行で書きます。
未成年(20歳未満)は、5年間有効のパスポートのみ
パスポートは10年間有効と5年間有効の2種類がありますが、未成年の場合は、5年間有効のパスポートしか選べません。また、5年旅券の手数料は11,000円(東京都の場合)ですが、12歳未満に限り6,000円に割り引かれます。
- 未成年は5年旅券のみ
- 12歳未満は手数料6,000円
2歳の息子のパスポートができ、家族全員分が揃いました
面倒ですね、パスポートの取得は。
証明写真の撮影、戸籍謄本の発行(取り寄せ)、書類申請、パスポート受け取り。結構手順があります。お子さんに限らず、パスポート申請を予定されている方は、余裕をもって早めに動いておいた方が良いでしょう。
ということで、家族全員分のパスポートが揃いました。
近日、海外旅行へ行って来ます。
鼓太郎の人生初海外はフィリピンに決定です!