今日、結婚10年目を迎えました。よく頑張った、僕たち夫婦!! 10年間、ありがとう!
が、しかし。
妻は、結婚記念日を忘れていました。忘れられたのは4年連続です。
■去年までの3年間
- 【結婚7年目】完全に忘れられていた。
- 【結婚8年目】妻から「忘れていたわけじゃなく、たまたま思い出せなかっただけ」と言われた。
- 【結婚9年目】友人夫婦と凧揚げにお出かけ。そこで友人に《僕たち夫婦のツーショット写真》の撮影をお願いしました。妻は「えっ……なんなん!?」と怪訝な顔。完全に忘れられていました。
そして、10年目の結婚記念日を迎えた、今朝。
妻がスマホを触りながら、こんな会話が行われました。
なんというポジティブ!
忘れる訳ないやんか。
今日は結婚記念日のなかでも特別な「10周年」。スペシャルデーです。
妻は「今年はお互いうっかり忘れていた」と思って、ニヤニヤしています。
もはやレギュレー化した、妻の結婚記念日忘れ。
この切なさ、僕はもうプロと言っても過言ではないでしょう! 今回のパパやるでは、妻に結婚記念日を忘れられたとき、夫はそのショックをどう乗り越えれば良いのかをアドバイスします。
特別な1日より、毎日が大切
まず前提として、結婚記念日を特別に扱わないようにしましょう。だって、結婚記念日だからと言って、歳を取る訳でも、何かが変わるだけでもないからです。
誕生日、お正月、お盆などを特別な日と考えるのはわかりますよ。でも、結婚記念日だからと言って一体何が変わるのでしょうか?
一応、お祝いする慣習があるようです。
- 1周年:紙婚式
- 2周年:藁婚式、綿婚式
- 3周年:革婚式、糖果婚式、草婚式
- 4周年:花と果実婚式、(絹婚式、リンネル婚式)、皮婚式(皮革婚式)、書籍婚式
- 5周年:木婚式
- 6周年:鉄婚式
- 7周年:銅婚式
- 8周年:青銅婚式、ゴム婚式、電気器具婚式
- 9周年:陶器婚式
- 10周年:アルミ婚式、錫婚式
- 11周年:鋼鉄婚式
- 12周年:絹婚式、亜麻婚式
- 13周年:レース婚式
- 14周年:象牙婚式
- 15周年:水晶婚式
- 20周年:磁器婚式、陶器婚式
- 25周年:銀婚式
- 30周年:真珠婚式
- 35周年:珊瑚婚式、翡翠婚式
- 40周年:ルビー婚式
- 45周年:サファイア婚式
- 50周年:金婚式
- 55周年:エメラルド婚式
- 60周年:ダイヤモンド婚式
- 65周年:碧玉婚式、ブルースターサファイア婚式
- 70周年:プラチナ婚式
Wikipedia「結婚記念日」より引用
でも、こんなの気にしなーい!
なぜなら、夫婦にとって大切なのは記念日ではなく、毎日の積み重ねだからです。
結婚式で、牧師さんからも言われました。
「病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?」
うん。「結婚記念日を大切にしなさい」とは言われていません。約束したのは《いつも大切に》です!
小さなことに、くよくよしない
松下電器産業創業者である松下幸之助氏は、こう言いました。
「逆境。それはその人に与えられた尊い試練であり、この境涯に鍛えられてきた人は、誠に強靱である」
そう。
人は、生きている限り、様々な試練が与えられます。
お金のこと、健康のこと、人付き合いのことなど、あらゆることに悩みがあり尽きることはありません。たとえ、大金持ちになろうとも、一国を率いる総理大臣になろうとも。
そう思えば、妻から結婚記念日を忘れられるなんて、些細中の些細。
こんな悩みはサクッと乗り越えましょう! むしろ、それを尊い試練と受け止め、己を強靭にするきっかけにするものいいでしょう。
茶目っ気があって可愛い
そもそも、記念日は大切にすべきことなのでしょうか?
日々あれこれ忙しい中、それらをないがしろにして記念日のために注力しないといけない、となれば相当なストレスです。
逆に言えば……
なんて言われたら、どうでしょう?
本来ハッピーであるはずの結婚記念日が、課せられた仕事と化してしまいます。
夫婦って、リラックスできる関係がいいじゃないですか。
僕は段々、結婚記念日を毎年忘れる妻が可愛らしく思えてきました。受け止める側も、笑いで返してあげたいですね。
永遠の愛。時空を超えた存在になる
夫婦は、ふたりだけの世界ではありません。
夫婦は、地球人の一員です。
地球人史上、これまで数えれないほどの夫婦が誕生してきました。
そうした夫婦がいるから、僕たちが存在しているのです。
このよく使われがちな胡散臭い言葉。実はここに、真理が隠されています。
無数につぶやかれた永遠の愛のおかげで、人間は、何万年、何十万年と、この地球で、この宇宙で、生きてこられたのです。
僕たちは、小さな結婚記念日の心配ばかりせず、空を見上げて星に思いを馳せようではないですか。
愛は、永遠なのだから。多分。
【余談】結婚記念日10周年のプレゼント
こんな話の流れでアレですが、僕は結婚10年目のお祝いに、10年間を1年ずつ振り返ったフォトブックを作りました。
5歳の息子にとって、自分が生まれる前にもパパとママがいて、ふたりで生活をしていたのがちょっと嫌なようです。「なんで、こっちゃんいないの!」と怒っていました。
でも、事実だもん……。
まぁでも、子どもに対して、夫婦の年表的で面白いかもしれませんね。
ちなみにこのフォトブック。思いのほか、作るのが大変でした。理由は、以下のふたつ。
- 10年分の写真を探して、見返さないといけない
- 子どもが生まれたら、夫婦のツーショット写真が激減してほとんどない
特に夫婦のツーショット写真に関しては、人によっては1年間のうちに1枚も撮らない方がいるかもしれません。後で後悔してもどうしようもないので、意識して積極的に撮っておくと良いと思います。
今日の結婚記念日では、5歳の息子に夫婦写真を撮ってもらいました。わが子に撮ってもらうというのは、スペシャル感がありますね!
それでは、今回は以上です。
結婚記念日を忘れられた世の男性の方々。寂しい気持ちに、落ち込んだり、腹を立てたりせず、空を見上げて、毎日に感謝しようではありませんか。僕もそうします。
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