子どもって「やりたい!」と思ったら、それを止められないですよね。
特にスマートフォン。YouTubeやゲームに対する執着がすごく、「やめられない、とまらない」状態に陥りがちです。
このとき、親としては「スマホ中毒になるのでは無いか」「友だちとも遊んでほしい」「外で遊んで欲しい」「スマホを与えなきゃよかった」などモヤモヤした気持ちになるのですが、中でも「目が悪くならないか心配」という気持ちが、すべての親の共通点ではないでしょうか。
もし、使っているスマートフォンがiPhoneであるならば、近視など目が悪くなるのを防ぐことができる便利機能があります。今回は、iPhoneユーザーに向け、絶対にやって欲しい設定方法を解説します。
iPhone設定「画面との距離」、近すぎる可能性がありますと警告!
この設定方法は、動画で解説しました。
こちらは、僕が運営しているYouTubeチャンネル「りんごの学校」に公開している動画です。このチャンネルでは、MacやiPhoneなどApple製品を楽しく便利に使う方法をわかりやすく解説しています。チャンネル登録もしていただけると、とても嬉しいです!
画面に近づくとゲームも動画もできなくなるので、意識づけになる
この機能を使うと、画面と目の距離を30cm以上離すよう促されます。
促されるというと優しいですが、実際は強制です。YouTubeなどの動画を見ている最中であっても、全画面に警告がでますし、ゲーム中であっても強制的に中断させられます。
これは、親が「画面に近すぎ! 目を離しなさい」というより、断然効果的です。
画面には「iPhoneが近すぎる可能性があります。iPhoneを腕を伸ばした位置まで離して使うようになると、視力を守ることができます」と表示されます。
わが家の小4息子を見ていると、「うーん、近いのか」とぶつぶつ言いながら、シュッと即座に手を伸ばしています。そうしないとiPhoneが使えないですからね(笑)
この習慣は、子どもにとっても「目を守らないと」という意識づけになると思います。我が家にとって、この機能は利用して良かったです!
30cm以内でスマホを見続けていると近視になる理由
なぜ、近くでスマホを見ると目が悪くなるのか。それは、スマホを近くで見続けていると、目の筋肉が長時間緊張することになるからです。近くのものにピントを合わせようと、目の筋肉がキープし続けるわけですね。
これが目の疲れや、目のピントを合わせる能力に負担をかけるのです。さらに、長期間この状態が続くと、目が疲れやすくなり、視力にも悪影響を与えます。
特に、目の成長・発達途中にある子どもや若者が、スマホを近くで長時間見る習慣がついてしまうと、目が近くのものに焦点を合わせる状態に慣れてしまって、遠くのものが見えづらくなる「近視」が進行するリスクが高まるのです。
なので、スマホは30cm以上離して使うのが大事!
あと、あわせて20分に1回など「目を休める時間」が設けられるといいのですが、こちらを子どもに促すのは難しいですね。次のiOSアップデートで搭載されないかなぁ。
パパやる「iPhone」関連記事
幼稚園・小学校・PTAなどのSNSにシェアする前に! 子どもの顔がわからないように写真・動画が加工できるiPhone用アプリ