保育園では、人前で発表する経験を沢山させてくれます。
運動会で、演技・競技、
発表会で、合唱・演劇など。
先日、わが家の年長の息子は、6年間通った保育園で卒園式を迎えました。
卒園式では、合唱に加え、初めての合奏も披露。年長組の園児全員による楽器の演奏会です。
- 保育園ではどんな楽器があるの?
- どうやって担当楽器を決めるの?
- 何の曲を演奏したの?
今回は、そんな話をお伝えします。
記事の最後では、わが家の息子が選んだ楽器も紹介。「勇士を見てやろうじゃないか」と思われた方は、ぜひ最後までご覧くださいね(笑)
保育園で使う楽器の種類
息子が通うのは、東京都世田谷区にある某公立保育園。
合奏で使われた楽器は、全10種類でした。
鍵盤楽器
- 鉄琴
- 木琴
打楽器
- トライアングル
- タンバリン
- カスタネット
- すず
- シンバル
- ウッドブロック
- 小太鼓
- 大太鼓
鍵盤楽器と打楽器のみです
さすがにバイオリンやギターなどの弦楽器、フルートやトランペットのような管楽器はありません。
どうやって担当楽器を決めるの?
楽器の練習は、合奏を披露する卒園式の1か月前にスタート!
最初は楽器の名前を紹介したり、みんなで触るところから開始です。
先生「これは大太鼓。こっちは何でしょう?」
園児「わかった! ちいだいこ」
そんな可愛らしいやりとりがあったそうです。
そうして、何日かかけて園児みんなで色んな楽器に触れてみて、そこから楽器を決めていきます。
「触れてみて楽しかった楽器」
それを基準に、園児それぞれが候補をいくつかあげました。
その上で、さらに色んな楽器に触れてみて、最後はみんなで相談して楽器の担当を決めたそうです。
卒園式で合奏した曲は「エレクトリカルパレードのテーマ」
保育園で合奏した曲は、エレクトリカルパレードのテーマでした。ディズニーランドのパレードで使われている楽しい楽曲です。
この曲は、保育園・幼稚園での定番曲で、ひかりのくに出版「[楽譜集]2~5歳児 保育で使える合奏楽譜ベストセレクション」などにも収録されています。
本書では、他にはこんな曲が掲載。一部をご紹介します。
収録曲(一部)
- さんぽ
- ミッキーマウス・マーチ
- どんぐりころころ
- 夢をかなえてドラえもん
- ありがとうの花
- となりのトトロ
- 星に願いを
- 崖の上のポニョ
- 勇気100%
- 歓喜の歌
鼓太郎が選んだ楽器は小太鼓
さて、最後にわが家の息子が選んだ楽器を紹介します。
それは「小太鼓」でした。
息子の名前は、鼓太郎。
自分の名前に関わりがある楽器を選んだのでした。
太鼓はリズムの要。上手に刻んでいました!
演奏が終わった後は、「ありがとうございました」とおじぎ。
最高! 素晴らしい演奏でした。先生方もありがとうございました!!
子どもに習い事、打楽器は楽しみやすくて良いかも
最後に余談。
保育園児による合奏をみて、「打楽器っていいな」と思いました。
というのも、僕の周りで保育園・幼稚園の頃から楽器を習っている子は、ほとんどがピアノで、バイオリンが少しいます。
鍵盤楽器や弦楽器、幼児には難しくないのかな?
私ごとになりますが、僕は3歳の頃からヤマハ音楽教室でエレクトーンを習っていました。小学3〜4年生まで通っていたので、およそ6年間です。
でも、そんなに長期間習ったにもかかわらず、さっぱり上達しなかったのです。家での練習も辛かった……。ただ、1つ年下の妹も習っていて、妹はすごくうまかったのです。単に、僕に向いていなかったのでしょうね(笑)
つまり何が言いたいのかというと、親が子どもに音楽を習わせたいと考えたとき、「とりあえずピアノ」な流れがありますが、「打楽器いいよね!」と思ったのです。
打楽器はリズム。
小さな手で鍵盤の上で指を運ぶより、全身で音を感じながら、太鼓などの打楽器を打ち鳴らす方がシンプルに音楽を楽しめるのでは無いかと。
将来的には、打楽器を極めて行くか、音楽の楽しみを知って鍵盤楽器や弦楽器などもチャレンジするか、もしくはリズムが好きになってダンスを始めるか。
まずは音を楽しむのがいいよね!