前の記事で「妻は夫の育児参加の程度で、2人目の子どもをつくるかどうか決めている」というニュースを紹介しました。
イクメンという言葉が先行して流行し、実際は社会のしくみが整っていないので、夫婦で育児に取り組むのは難しい、という現状がニュースで伝えられていました。
■パパやる関連リンク
子ども2人目決断の決め手。経済的ゆとりより夫の育児参加が重要という結果に。
夫婦喧嘩で「○○しなかったら離婚」と、駆け引きでの使用厳禁!
某匿名ブログに、妻から何かといえば『離婚』と言われ続け、「離婚しないために俺は家事や育児をしているのか」と悩む、男性の心中が書かれていました。
妻から、
家事やらないなら離婚、
子育て手伝わないなら離婚、
私の親と同居してくれないなら離婚、
とさんざん言われてきて、そのたび全部頑張ったけど
次は言われたらもう離婚しようかと思っている。
自分でイクメンなのることはないけど、
妻はよく俺をイクメンだと友達に自慢するぐらいで
夫婦仲ははたからみると良好なんだけど、おれの心はもう限界。
離婚切り出されても説得する元気がなくなってきた:はてな匿名ダイアリーより一部引用
確かに、これでは何のために結婚して、家庭をもったのかわかりません。夫は、次に「〜しなかったら離婚」といわれたら、「わかった離婚しよう」と返事をするところまで追いつめられています。
奥さんは「夫をイクメンと友達に自慢する」との事なので、実際のところ奥さんは本当に離婚がしたいなんて考えていないのでしょう。ライトな感覚で口に出している離婚というバッドワードが、思いがけずジリジリと旦那さんを追いつめています。
夫婦喧嘩の原因は3つしかない
オトコを楽しむための女性マガジン「Menjoy!」さんの記事によると、夫婦喧嘩の原因は、突き詰めて行けば、以下の3に集約されるそうです。
- 相手を否定する、批判する
- 押しつける、強要する
- 無視する
- 意外にも「夫婦喧嘩の原因はたった3つしかない」と判明【前編】:Menjoy!(【追記】記事公開が終了しました)
これに当てはめて考えてみると、夫は「○○しなかったら離婚」と、強要どろこか脅迫され、離婚という言葉で「俺は不要なのか……」と否定されています。また、そんな追いつめられた夫の心中を、妻は無視しています(もしくは気づいていない)。
相手を思いやる気持ちと話し合い
これらは、男性にも、女性にも、同じように関係する問題です。
言いすぎるのは良くないし、溜めすぎるのも良くない。お互い気づかないままパートナーを傷つけて続けている可能性もあるでしょう。
修復不能になる前に、「これはおかしいな」と疑問を感じたら、脅迫ワード『離婚』を心の奥にしまって鍵をかけ、相手を思いやる優しい気持ちを引き出しからとりだして、夫婦でよく話し合うのが大切かと思います。
暖かくするのは部屋だけでなく、心も暖めるよう心掛けましょう。