家の周りが蚊だらけ! 玄関を開けたらすぐに蚊が入ってくるし、洗濯物を干すときはいつも蚊に何か所も刺されます。虫除けスプレーをしたり、網戸に貼る虫コナーズなどを貼ってもいまいち効果が実感できない。一体どうすればいいの!?
夏は、虫除け・虫刺され対策に悩まされますよね。
蚊対策は、ちまちまと蚊除けの対策をするより、そもそも発生しないよう元から根絶するのが最も効果的です! 今回はわが家で長年愛用し続けているアース製薬「バポナ うじ殺し」をご紹介します。
これを知ったのは、僕は高校生の頃だった町内会の薬剤散布。
青年団員の一員として、噴霧器を持って町中の溝・草むら・水たまりなどに「バポナ」を散布しました。そして希望される地域住人の方には希釈したバポナをお配りします。これにより地域の蚊の発生を抑えることができるのです。これが効くんです。
地域ぐるみこうした活動が無い方もご安心ください。Amazonで500円ほどで購入でき、それを希釈してじょうろで家の周囲に散布するだけでも、蚊の発生を防ぐことができますよ!
- 玄関先で蚊に刺されれなくなる
- 洗濯物を干すたびに蚊に刺されなくなる
- 家の中に蚊が入ってこなくなる
今回はアース製薬「バポナ うじ殺し」を、じょうろで散布する方法をお伝えします。
バポナ うじ殺しは、ボウフラ(蚊の幼虫)に効く!
アース製薬「バポナ うじ殺し」は、ハエと蚊の幼虫に効きます。つまり、幼虫段階でやっつけておくことで、成虫の発生を防ぐという訳です。
バポナの対象害虫は以下のとおり。
対象害虫
- 蚊幼虫(ボウフラ)
- ハエ幼虫(ウジ)
使用方法
- 目的に応じて、そのまま又は水で希釈し、ハエ幼虫(ウジ)、蚊幼虫(ボウフラ)の発生又は生息する場所に散布する。
- よく振ってから使用すること。
発生場所の水量100Lにつき本品20~40mLを散布する。
1㎡あたり本品50~100mLを幼虫の発生場所に散布する。ゴミの場合はよく内部までしみ込むように適宜希釈して散布する。
バポナ (500ml) でお風呂12杯分作れる、超高コスパ!
バポナは希釈して使います。この希釈量が半端ないんですよ。蚊の幼虫に対しては、「水量100Lにつき本品20~40mL」とあります。
バポナ1瓶500ml入りですので、これで1,250〜2,500L(リットル)作れるんです。お風呂の湯船に換算すると、6〜12杯分にもなります。
つまり、バポナは超強力であり、超コスパが良いということです。
バポナ1滴(一振り)は、1.3ml
バポナは、瓶を逆さに振って少量ずつ出す仕組みになっています。化粧水のボトルのようなイメージです。
一振りできっちり1滴という訳ではなく、割とドバッと出るのですが、一振りを1滴とし何mlなのかを測ってみました。
一振り(1滴分)です。1.3gと表示されています。
10滴振ると、きちんとその10倍。13gになりました。これを10で割ると1.3g。つまり約1.3mlになります。
ジョーロに何滴入れれば希釈適量になるのか
蚊の幼虫に対しては、「水量100Lにつき本品20~40mL」に希釈して使うとあります。つまり、1Lあたり0.2〜0.4mlです。
ジョーロのサイズごとに、必要なバポナの分量を計算しました。
ジョーロの容量 | バポナ分量 薄め | バポナ分量 濃いめ |
2L | 0.4ml (1振り弱) | 0.8ml (1振り弱) |
4L | 0.8ml (1振り弱) | 1.6ml (1振り強) |
6L | 1.2ml (1振り) | 2.4ml (2振り) |
10L | 2ml (2振り弱) | 4ml (3振り) |
希釈など使用方法については、ラベルの裏面にも書かれています。
蚊の幼虫(ボウフラ)に対してはかなり薄い希釈となりますが、ハエ幼虫(ウジ)やゴミ捨て場の悪臭対策には結構濃いめとなります。
ハエや悪臭防止も兼ねて散布するなら、多少濃くても大丈夫そうですね。
殺虫剤ですので、使用上の注意はしっかり読んでおきましょう!
ラベルには使用上の注意も書かれています。
殺虫剤ですので扱いは慎重に。食品の容器に入れたり、直接手でかき混ぜたりしないようにしてください。目や口に入ったら大変ですからね。
また、幼児の手の届かないところに保管するのも大切です。子育て中のご家庭では、厳重に管理して親が使うようにしてください。
ジョーロへ先にバポナを入れてから、後から注水
それでは、いよいよ使っていきましょう。
まず、バポナの瓶をよく振ります。そして、バポナを先にジョーロへ入れてから、その上に水を加えましょう。そうすることで混ざりやすくなるためです。
準備ができたら、散布です。
水がたまりやすいところへ、しっかり散布する
蚊は水たまりから発生します。草や木に蚊がとまっていることがありますが、あれは蚊が休憩しているだけで、発生するのは水たまりです。
つまり、家の周りから一切の水たまりを無くせば蚊が発生しなくなります。植木鉢の皿、子どもの遊具、空き缶・空き瓶、ブルーシート、古タイヤなど、ちょっとした水たまりがあれば蚊が発生します。
まず、こうした水たまりを減らすことが肝心です。
その上で、水がたまりやすい場所へ、バポナを散布していくのです。例えば、取り除けないブロックの穴とか、側溝とか、構造上水がたまりやすい場所など。僕はあまり厳密に考えず、家の周囲へどんどん散布してます。
何といっても、バポナ1本(500ml)で、1,250〜2,500Lもの希釈液が作れる訳ですからね。1本買えば、小ぶりの戸建て程度では年に何度か散布しても1年で使いきれません。
バポナで蚊が激減した!
バポナは本当に効くのです。わが家の周囲は異常に蚊が多く、宅急便が届いて玄関を少し開けただけでも蚊に刺されますし、家にもはいってきます。洗濯物を干すときはしっかりと虫除けスプレーをして万全の体制で挑んでいました。家の中では、網戸に貼る虫コナーズやベープなどを使用。
とにかく、蚊に悩まされていたのです。
しかし、バポナを散布するようなってからは、蚊除け対策が不要になりました。本当に蚊が激減するのです。
年に1度じゃダメですよ。これは僕の実感ですが、月に2〜3回散布すればかなり効果があると思います。また、雨上がりは水たまりができやすいので、雨が降った後にも散布しています。
バポナ1本の価格は、500〜600円。
これで蚊が激減するんです。蚊対策の費用も抑えられますし、何より痒さに悩まされたり、イライラすることが無くなります。それだけでなく、子どもがお庭でプール遊びをしたり、パパ・ママが園芸を楽しんだり、友人を招待してバーベキューをしたり、楽しみもアップ。
家族に幸せにアース製薬の『バポナ』。めちゃくちゃおすすめです!
はじめまして。
都会から田舎に越して来た者です。
トイレが汲み取り式で、5月に初めて汲み取ってもらいました。
その時は虫はいなかったようですが、先週蓋を開けて見てみたらウジ虫が動いていてすぐにバポナを購入しました。
まだ届いていませんが、便槽に直接入れて使おうと思っているのですが、合っているのでしょうか?
汲み取りトイレでなかったらご存じないですかね⁈
あと、保存方法ですが、今の時期倉庫に保管しておくと40℃以上になると思うのですが、そのまま保管していても大丈夫でしょうか?
北野様はどのように保管されていますか?
不躾な質問ばかりですみません!
教えていただけると大変助かります。
よろしくお願いします。
ちいさん、コメントいただきありがとうございます! 東京から田舎へ引っ越して、トイレにうじ虫ですか……。さすが地域の違いを感じますね。
汲み取り式は幼い頃にしか経験がないので全く分かりませんが、バポナの説明を読むと、ウジ(ハエ幼虫)は1㎡あたり本品50~100mLを幼虫の発生場所に散布する、とありますね。
また、製品Q&Aにこのような項目もありました。
Q. 【使用場所】「バポナ うじ殺し 液剤」はどのような場所で使用すればいいですか。
A. 便池・家畜の糞・排水溝・水たまり・ゴミなど、ウジやボウフラが生息・発生しやすい場所で使用ください。
便池というのは便器のことだそうで、ちいさんがおっしゃるようにそのまま散布すると良さそうです。
あと、保管に関しては「遮光して冷暗所に保管」とあるので、基本的には倉庫でOKではないでしょうか。確かに暑い日々が続きますが、冷蔵庫に入れるのはちょっと嫌だし面倒ですもんね。
気になることがあれば、メールやフリーダイヤルで相談できるみたいなので、ぜひこちらを活用してみてください。 https://www.earth.jp/support/contact/index.html
うじ虫……退治できることを願っています。