今年2016年2月5日、ブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王(35歳)と妻ジェツン・ペマ王妃(25歳)のあいだに、第一子が生まれました。
ブータンといえば、国民総幸福量(GNH)という国民全体の幸福度を示す独自の指標をもって国民の幸福充実につとめており、幸せの国として知られてます。
また、とても親日国で様々なエピソードが残されていますが、特に2011年に発生した東日本大震災に国王と王妃がそろって被災地を訪問してくださったことは、多くの日本人の記憶に残っているでしょう。亡くなった方々を悼み(いたみ)、避難生活をしている日本人を励まし、多額の義援金を支援してくださいました。
ブータン国王、立ち会い出産で第一子誕生を見守る。
そんなブータン国にやってきた、幸せなニュース。
ヒマラヤ山脈の王国ブータンの国王夫妻に5日、第1子となる男の子が誕生した。
ブータン王室によると王妃は5日、首都ティンプーの王宮でワンチュク国王立ち会いのもとで男の子を出産したという。母子ともに健康で、国内各地の仏教寺院では男の子の健康などを願い、祈りがささげられるなど祝賀ムードに包まれているという。
ブータン国王夫妻 第1子が誕生:日テレNEWS24 より一部 抜粋・引用
なんと! 立ち会い出産!!
日本では、立ち合い出産「する」か「否か」を考える時、「セックスレスになるので見せるべきではない(見るべきではない)」という方は結構います。実際、Googleで「立ち会い出産」を検索しようとすると、サジェスト機能(キーワード予測)で、こんな言葉がずらりと並びます。
- 後悔
- 離婚
- レス
- 割合
- 嫌
- 旦那 本音
日本では賛否の分かれる立ち会い出産ですが、そういえば海外事情はどうなんだろ? アメリカやジャマイカなど、海外で育児をしている友達がいるので、今度、出産・育児事情を聞いてみたいと思います。
とにかく、国王が立ち会い出産なんて初めて聞きました! 僕個人的には、おふたりの深い愛を感じましたが、皆さんはいかがでしょうか。
ブータンの子ども達。日本人とブータン人は顔が似ている。
ブータンと日本はとても仲が良い国ですが、それだけではありません。実は、顔つきもよく似ているのです。地理的にはブータンは、中国とインドのあいだ。距離は結構離れているのですが、似ているというのは不思議ですね。
最後に、ブータン王室の公式Facebookページ「His Majesty King Jigme Khesar Namgyel Wangchuck」に公開されている、ブータンの子ども達を少し紹介します。
ブータンの写真をもっと見たい方は、ぜひブータン王式Faceookページを見てみてください。改めて、ブータンにとっての大きな幸せニュース。おめでとうございます!
ブータン国情報
面積:38,394 km²
森林地帯:72.5%
標高:海抜240m~7541m
人口:約74万人(2013年現在)
言語:公用語はゾンカ語(Dzongkha)、英語も広く使われています
宗教:大乗仏教(チベット仏教)のヴァジュラ・ヤーナの流れを汲む
通貨:ニュルタム(Ngultrum)(ルピーと同価)
首都:ティンプー(Thimphu)
国樹:イトスギ
国鳥:ワタリガラス
国花:ブルーポピー
国技:アーチェリー
国の動物:ターキン
ブータン政府観光局より引用
政治:
国王を中心とする絶対君主制だったが、近年の政治改革により2008年に憲法が公布され、民選首相が選出されるなど立憲君主制に移行した。国会は国王不信任決議の権限を持ち、国王65歳定年制が採用されている。
Wikipedia ブータン より引用