うちの息子は、認可外保育園をへて、ただいま認可保育園に通っています。
最初にお世話になった認可外保育園(TMイングリッシュスクール)は、認可保育園の入園決定とともに退園届けを出したのですが、とてもいい保育園なので、今でも月に2度通っています。「おうちdeえいごスタジオ」という、土曜日の午前中、親子で参加する1時間だけの英語のお遊び会です。
先週末は父の日ということで、その「おうちdeえいごスタジオ」で、お父さんの似顔絵をシールで作るという遊びをしました。全然似ていませんが、こういうの嬉しいです! 幸せです!
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認可外保育園は、保育料の高さが大きなネック。
いくら認可外保育園が気に入っても、やはり認可保育園との保育料の差が大きく、大抵の方は認可保育園の入園を目指すのではないでしょうか。
認可保育園は、世帯収入や子供の数によって保育料が決まり、おそよ月額1〜4万円あたりが多いと思います。対する認可外保育園は、僕たちが保活をしまくった東京の世田谷区と目黒区では、月額10万円を切ると安いという印象で、10〜15万円が相場でした。ただし東京は特別高いとも聞くので、他府県では5〜10万円くらいでしょうか。
とにかく、家計のために共稼をしている家庭にとっては、この価格差はかなり大きいです。
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その保育料の価格差、税金で支援します!
これですよ! これ!
保育料、保活、待機児童に苦しむ子育て家庭に朗報。
と言っても広島県限定のニュースなのですが、広島県が「いつでも安心保育支援金」という新制度をスタートさせました。これは、認可保育園に入れずに認可外保育園へ子供を預けた際の、『保育料の差額を支給する』という、日本初の素晴らしい制度なのです。
近年、少子化が問題視されている反面、共働き世帯が増加し、保育園が不足しています。
- 認可外保育園は高額なので、何のための夫婦共稼ぎなのかわからない。
- 保育園不足が不安で、子供が産めない。
- もうひとり子供が欲しいけど、あの保活を考えると考えるとムリ!
など、保育料をネックに感じる子育て家庭に対して、広島県が「私たちに任せなさい」と、守ってくれる太っ腹な制度です。
支給額の上限は月額45,000円と制限があり、いくらでも……という訳ではありません。ただ、広島県の場合、この金額でおよそ差額分が埋めることができるんでしょうね。とにかく、すごくありがたい制度です。
ぜひ、全国展開を。いつでも安心保育支援金!
認可保育園の新設に取り組むのも良いですが、近隣住民との騒音問題、保育士不足問題などがあり、すぐに新しい保育園ができないという問題もあります。そこで、すぐにできる対策として、既存の認可外保育園への支援を強化するというのも良いと思います。
もちろん、乳幼児を安全に預かるということで、設備、広さ、保育士の数や資格など厳しい基準も必要かと思いますが、育児家庭が保活や保育料で疲弊している現状をふまえ、このあたりは広島県を見習って再考していただきたいです。
ちなみに「いつでも安心保育支援金」制度の窓口は、広島県健康福祉局・働く女性応援課です。アベノミクスが掲げる「女性が輝く日本」にも通ずると思います。国全体の課題としても政府でも検討して欲しいですね。