小学校の給食の時間、児童が次々に選曲しYouTubeでBGMを流す

小学3年生の息子が通う、東京都内の某公立小学校。

給食タイムがめちゃくちゃ楽しそう!

2020年から2022年までのコロナ禍は黙食。全員が前を向いて、各自の机にはついたてを付け、飛沫が飛ばないよう黙って静かに食べていました。

しかし、2023年4月(令和5年度)より一変。コロナが5類に移行してからは、給食がパーティータイムに! 給食の時間は25〜30分ほどあって、その時間は児童が次々にYouTubeで自分のおすすめ曲を流していくそうです。

つまり、児童全員がDJ、そして教室はパーティールームに

パパ
最高に楽しそうじゃねぇかぁぁーー!

給食中にBGM、クラスの児童達が選曲

鼓太郎(9歳)
今日学校でね、アラレのアドバイスをかけたんだよ

北野啓太郎
えっ、どういうこと!? いつかけたの?
鼓太郎(9歳)
給食中
北野啓太郎
給食中に音楽を流しているの?
鼓太郎(9歳)
うん、だいたい25分から30分あって、順番に曲をかけていくの
北野啓太郎
どんな曲でもいいの?
鼓太郎(9歳)
うん、いいよ! でも、YouTubeに無いと無理
北野啓太郎
こたろうは、他にどんな曲を選んだの?
鼓太郎(9歳)
この曲はYouTubeで探したけど見つからなくてダメだった

北野啓太郎
えらいドープな曲やな!(笑)
鼓太郎(9歳)
そう?
北野啓太郎
ひとり1曲選んで、みんなが順番にかけていくの?
鼓太郎(9歳)
そうそう、ひとり1曲を順番に。でも、かけたい曲が無い人はスキップできるんだよ
北野啓太郎
えー、めっちゃ楽しそうやな! そこで知れる曲もありそう

小学校で配布されたiPad

息子の小学校では、全児童にApple社製のタブレット「iPad」がひとり一台支給されています。そこにYouTubeアプリもインストールされているので、それを使って音楽を流しているのだそうです。

しかも、外部スピーカーにつないで教室中で聞こえるようにしているとのこと。いいな〜!

今の小学校、授業以外もあらゆる場面で双方向!

小学校では10年に一度、学習指導要領が刷新されます。2020年から導入された学習指導要領では、双方向というキーワードが度々使われ、特にICT教育において双方向が重視されています。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

小学3年生の理科、 iPadをフル活用して双方向授業【世田谷区の小学校】

 

そんな双方向授業ですが、給食の時間にも活かされていたんですね。

選曲も双方向

  • 選曲をする
  • 友達からの反応が得られる
  • 曲選びのセンスが問わわれる

まさに、これは双方向と言っても過言ではないでしょう。

フロアを沸かすことができるのか? それともすべるのか……。まさにDJの領域です!

ちなみにこの取り組みは、クラスによって違うそうです。お隣のクラスではリクエストを受け付けて、それらを集計して代表者が流しているとのこと。

他の小学校や中学校はどうなんだろ? 面白い取り組みをしている学校があれば、コメント欄やSNSでぜひ教えてくださいね。

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