スナック菓子って、『すごくハマる時期』と『しばらく食べていない時期』ってありませんか?
僕、個人的なことですが、この夏1ヶ月近い夏風邪をひいてしまいました。風邪を引く前は「深夜にスナック菓子を一袋開ける」という悪しき習慣にハマっていたのですが、体調不良の間は食欲が減退し、無意識にスナック菓子を一切食べていませんでした。
今は風邪が治り、食欲はすっかり復活しているのですが、スナック菓子に関しては食べたいと思わないようになっていたのです。
以前は切らすのが嫌で買いだめまでしていたのですが、ここしばらく、家にはスナック菓子がありません。全然余裕です!禁煙に成功して中毒から脱したような爽快感が、身体の中に満ちています。
やめられないとまらないは、美味しさではなくフードトラップ。
今朝、日本経済新聞のウェブサイトを見ていると、驚くべきニュースが掲載されていました。
お菓子を食べはじめたら、途中でやめられなくなり、気づいたら一袋を一気に食べてしまった──。そうした経験は誰にでもあるだろう。実は、加工食品のグローバル企業は、消費者が自社の食品を買い続けるよう、さまざまな罠(トラップ)を製品に仕掛けているという。
満腹を感じない…脳をだます奇跡の菓子にご用心 食品に仕掛けられた至福の罠:日本経済新聞より一部引用(【追記】記事公開終了しました)
ニューヨーク・タイムズ紙の記者、マイケル・モス氏が加工食品業界の実態を暴いたと、米国で話題になっています。具体的には、ポテトチップなど塩味の利いたスナック類などを『脳がカロリーを感じにくい奇跡のスナック菓子』として紹介しています。
パフ状のコーンスナック「チートス」を「奇跡的な創造物」と評した。欲しくてたまらなくなるような特徴を何十も備えていて、そのひとつが「カロリー密度消失」という現象だという。チートスは口の中で溶ける。すると脳はカロリーが消え失せたと勘違いしてしまい、「おいマイケル、そろそろ食べすぎだよ」という信号を発しない。
スナック菓子を食べ始めたら止まらなくなってしまう理由は、脳をうまく騙しているからなんだそうです。僕が食後(深夜)にスナック菓子を食べていたのは、満腹を感じないスナック菓子の仕様にハマっていたと言えそうです。満腹にはならないけど、カロリーはしっかり摂っていて、当然太る。(笑)
アメリカの肥満に関するニュースは、たびたびテレビ等でも報道されていますが、アメリカでは肥満年齢が下がって来ていて、10代にして40代のような動脈硬化が起きる子ども達がいるとの事(狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの原因になる)。
日本人の肥満率はアメリカと比べれば雲泥の差だと思いますので、肥満対策というより、塩分・糖分の摂り過ぎを防ぐという意味で、フードトラップを知っておけば良いと思います。
まさか40代の自分が罠にハマっていたなんて…。大人の皆さんも注意ですね。
ウチの親コーラ飲ましてくんなかったしマック食わしてくんなかったしゲスいテレビ見してくんなかったしファミコン買ってくんなかったし恨んだけど自分が親になったら同じようなことするだろうと思う 今は納得いかなくてもいつかわかるからって言われたけど本当だ 親パネー 俺はあなたたちの子供だわ
— DABO (@fudatzkee) 2014, 8月 31
ラッパーのDABOさんも、ちょうど今日こんなツイートをしていました。