「PTAに参加すると、Apple製品が安くなるって本当?」
「MacやiPad、学割価格でいくら安くなるの?」
「一番お得に買う方法を教えて!」
さて今回の記事は、Apple製品の学割購入について。
学生はいつでも学割価格で購入できますが、実は社会人になってからも学割価格で購入する方法があります。対象は、子育て中のお父さん・お母さん。お子さんが通う、幼稚園・小学校・中学校などでPTA役員を努めている間は、Apple Store「学生・教職員向けストア」で学割価格で購入することができるのです。
僕は小学2年生の父親です。今年はPTAの副会長をさせてもらっています。
そこで、MacBook Pro 14インチモデルを購入しました。通常で買うよりも、なんと4万400円もお得に買うことができたのです。
実際の購入手順、対象外となる機種、1年間に購入できる台数などを、以下お伝えします。
PTA役員を務めている方、来年度のPTA役員に決まった方は、ぜひご活用ください。MacやiPadが安く買えますよ!
記事更新情報
- 2024年3月6日 ライセンス認証「UNiDAYS」の情報を追記しました
2月はじめから4月10日頃までの学割キャンペーンが最もお得な時期
まずはじめに、PTA役員も使えるAppleの学割は年間を通じて割引価格で購入できるのですが、最もお得な時期は「学割キャンペーン」の時期です(正式キャンペーン名は「新学期を始めようキャンペーン」)。
この期間は、アップルギフトカードももらえるからです。
開催期間
新学期を始めようキャンペーン
- 2月1日から4月10日まで(2024年度)
- 2月2日から4月10日まで(2023年度)
- 2月3日から4月18日まで(2022年度)
*毎年開催時期が微妙に変わるので、詳しくはApple公式サイトをご確認ください。
お得な割引内容
新学期を始めようキャンペーン
- Macを買うと最高24,000円分のギフトカード(Apple Gift Card)がもらえる
- iPadを買うと最高19,000円分のギフトカードがもらえる
- AppleCare+が20%オフになる
- 金利0%の分割払い
*こちらもお得な割引内容が年によって変わる可能性がありますので、詳しくはApple公式サイトをご確認ください。
Apple Store「学生・教職員向けストア」で購入しました
それではPTA役員(副会長)の僕が、実際のMacBook Proを購入したレポートをお届けします。
まず知っておいて欲しいのは、学割価格での購入は、Apple公式ショップ「Apple Strore」に限ります。オンライン、実店舗、どちらでもOKです。僕は、オンラインで購入しました。
まず、いきなりお得情報!
Appleでは年に何度か、Apple Gift Cardがもらえるキャンペーンを実施しています。クリスマス前だったり、お正月だったり。特に学割購入対象者がお得なタイミングは、2月〜4月頃。入学・進学シーズンは学割価格購入者だけのキャンペーンが行われる可能性が高いです。
わが家は4月に購入し、ギフトカードの恩恵にもあずかりました。
購入したのは、MacBook Pro 14インチです。この時点で学割価格になっています。
延長保証サービスの「Apple Care+ for Mac」や、「USB-Cケーブル」などのアクセサリーも学割価格になっています。
僕は、Apple Care+ for Macもバッグに追加。
- MacBook Pro 14インチモデル(学割価格)
- Apple Care+ for Mac(学割価格)
- Eメールで贈るApple Gift Card(特別キャンペーン)
ギフトカードはその場で使うものではなく、今後の購入時に使えます。
これで注文手続きをすれば完了です。
学割と通常購入、いくら違うの? 割引価格を比較
学割が無かったら、いくらなのか?
比較してみました。
通常価格
- MacBook Pro 本体 239,000円
- Apple Care+ 30,800円
- 合計:269,800円
学割価格
- MacBook Pro 本体 222,800円 ←6.7%引き
- Apple Care+ 24,600円 ←20.1%引き
- 合計:247,400円 ←8.6%引き
MacBook Pro本体は16,200円安くなり、Apple Care+は6,200円安くなりました。
合計で22,400円の値引き。
割引価格は機種によって異なりますが、数万円単位での値引きは大きいです! Apple製品は基本的には割引が無く、大手量販店のポイント還元でもここまでは安くならないので、かなりお得と言えるでしょう。
また、学割キャンペーン中は、ギフトカードももらえます。
今回は18,000円分。
ですので、実質40,400円のお得となりました!
PTA役員になった方でApple製品が欲しい方は、この機会を逃さないようにしてくださいね。
MacやiPadを購入したい、PTA役員さんへ
それでは、どういった方が学割の対象者で、必要な提出書類や禁止事項などをお伝えします。
以下の内容は、Apple公式サイトより一部引用しながら解説しています。記事公開時点での情報となりますので、今後の変更等についてはご了承ください。
■参考
Apple Store for Education 返品・送料を含む販売条件
対象者は? PTA役員、または選出され活動が決定した方
Apple Store for Educationでは、日本国内の以下対象の学生及び教職員の皆様に割引価格でご購入いただく事ができます。
- 大学、高等専門学校、専門学校の学生*
- 上記の教育機関への入学許可を得て進学が決定した生徒*
- 大学受験予備校に在籍する学生*
- 小・中・高・大学・専門学校の教職員
- PTAの役員として活動中、もしくは選出され活動が決定した方
*大学、高等専門学校、専門学校の学生、それらの学校に進学が決まった生徒、大学受験予備校生は父母の代理購入もできます。
PTAは小学校だけ? 幼稚園や中学校などのPTAも対象です
学校教育法に規定された教育機関
- 学校[小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、大学(短期大学、大学院、放送大学を含む)、高等専門学校、盲学校、聾学校、養護学校および幼稚園]
- 上記教育機関付属の病院
- 専修学校[一般課程(専修学校)、高等課程(高等専修学校)、専門課程(専門学校)]
- 大学受験予備校
- 各種学校
- 地方教育行政の組織および運営に関する法律に規定された教育委員会および教育機関
- 職業能力開発促進法に規定された公共職業能力開発施設および職業訓練法人
- 国および地方自治体が設立した大学校
- 大学共同利用機関
- インターナショナルスクール
- その他上記以外で弊社が特別に教育機関として認定した機関
子ども名義だと学割で買えるのでは? 小学生・中学生・高校生は学割対象外
大学(短期大学、大学院、放送大学全科履修生および修士全科生、インターナショナルスクールを含む)、高等専門学校、専門学校(専修学校専門課程)、大学受験予備校
何が安くなるの? Mac、MacBook、iPadなど(iPhoneは対象外)
学生・教職員向けストアで購入する資格がある方は、1年間に以下の数量まで製品を購入できます。すべての製品に特別な学生・教職員価格があるわけではありません。
- デスクトップ:1年間に1台まで
- Mac mini:1年間に1台まで
- ノートブック:1年間に1台まで
- iPad:1年間に2台まで
- アクセサリ:学生・教職員価格のアクセサリは1年間に2つまで
上記の購入はオンラインまたはApple Store直営店のどちらでも行えます。購入可能な製品の合計数量は、購入場所を問わず同じです。
■関連記事
子ども用に中古iPhoneを安く買って、格安SIMで月額料金も抑えたい!
必要な身分証明書は?
商品発送後であっても販売対象者である事の確認を再度実施する場合があります。販売対象者でない事が判明した場合、契約の成立に関わらずアップルは無条件でご注文のキャンセル及び契約の解除を行うことができます。また、アップルの選択により、 Apple Storeプライスに基づいた差額並びにその他損害金をお支払頂く上、法的措置がとられることもあります。
【追記】UNiDAYSが導入され、要認証に
本記事公開の翌年、2023年にAppleでUNiDAYS(ユニデイズ)が導入されました。これは学生である、もしくはPTA本部役員を含む学校関係者にライセンス認証を提供するオンラインサービスです。
学生や教職員でれば登録はスムーズなのですが、PTA役員は少々ややこしいです。つまずきやすいポイントをお伝えします。
UNiDAYS登録の手順
- 「学生ステータスの確認」では、「あなたの機関が見つからない場合」をクリック
- 「個人の教育機関の電子メールアドレスを入力してください」で、学校のドメイン(.ed)のメールアドレスを持っていない場合は「私は機関のメールアドレスを持っていません」をクリック
- 「あなたの機関が見つからない場合」で、機関名を入力(例:世田谷区立〇〇小学校PTA)
- 「対象の学校が発行した写真付きのIDカードをアップロードして、対象の資格を確認する必要があります」で、「IDカードをアップロード」をクリック
- 証明できる書類をアップロード。ここで写真付きのIDカード(学生証や社員証のようなもの)を求められるのですが、PTAでは持っていないですよね。その場合は、自分がPTA役員であるとわかるものを写真撮影し、それをアップロードしてみてください。画像は2点アップロードする必要があります。
- UNiDAYSがIDを確認。結果はメールで届きます。48時間以内に返信することを目指しますが、繁忙期には少し時間がかかる場合があるとのこと。
もしここでの登録がうまくいかない場合は、Appleが全国に展開する直営店「Apple Store」へ行ってみてください。そこで、自分自身がPTA役員であることを証明できる書類を提示すれれば、学生・教職員向けストアでの価格で購入することができるはずです。
禁止事項は? 1年間は転売できません
割引でご購入頂いた製品は、購入年月日より一年間は利益を上乗せして転売できません。
PTA活動、MacでもWindowsでもどちらでも大丈夫!
今回は以上です。
僕は20年来のMacユーザーで、PTAでもMacを使っています。本部役員の中では、MacとWindowsは混在していますが、特に問題が起きることはありません。なぜなら、使えるアプリやWebサービスが同じだからです。Google各種サービスやLINEなど。
ただし、注意点があります。
なんだかんだ言って、Microsoft Officeは強いです! 厚生労働省、市区町村、PTAの各種協議会、それに学校でも使われているからです。
MacユーザーでExcelやWordをお得に使いたい方は、購入方法にコツがあります。こちらに関しては僕の別のブログ「Swingin’ Thinkin’」で解説していますので、よかったらご覧ください。
僕もこの方法で、Mac版のOfficeを安く買いました。
Mac版Word・Excelを単体購入したい。買い切り型のOffice Home & Student 2021 for Macが安いぞ!
加えて、PTA活動における委員・係別のExcelやWordの必要度も記事にしました。
また、MacBook Pro用のバッグはIncaseのバックパックとトートバックを僕は愛用しています。
バッグパックはすでに2つ目で、デザイン、使いやすさ、保護性能など、とても気に入っています。通常よりも安ければ半額ほどで買える方法はこちら。