8月8日、パパの日ですね。
Wikipediaによると、「パパが家族のために家事や育児、買い物などをする日」とあります。パパが楽できる日ではなく、逆の家族のために頑張らないといけない日だそうです。手厳しい記念日ですね。(笑)
とはいえ、こんな日に限らず、特に夫婦共働きの家庭では「夫婦の家事分担」は日常でしょう。保険クリニックが行った「共働き夫婦の家事分担」という最新のアンケート結果よると、夫・妻ともに、6割以上が「満足」だと回答。「不満」と答えたのは、夫・妻ともに1割前後と少数派だったそうです。
共働き夫婦は、仕事も家事もお互いで頑張っている、ということですね。
■関連リンク
共働き夫婦の家事分担についてのアンケート調査:保険クリニック
しかし、夫婦の家事分担の内訳は……
しかし、その分担内訳を見てみると、夫がまさっているのは、ゴミ出し(夫63%)と風呂掃除(夫52%)だけという結果に。
また、僕が驚いたのは、食事作り(夫20.1%)とお弁当作り(10.6)の低さ。男性は、ほとんど台所には立たないんですね。
これはもったいない! 料理って、めちゃくちゃ楽しいのに。
僕は学生の頃、サーフィンをしていました(下手くそでしたが……)。若い頃って、いろいろ悩みがちじゃないですか。恋愛のことや、友達関係のこと、将来のこと。でも、海へ出れば、目の前にやってくる波のうねり、そして波に集中していて、悩みから完全に解放されるのです。
料理は、サーフィンに似ていると思います。
仕事、家庭、子育て、いろんな悩みがあったとしても、料理をしている間は、その全てから解放される。包丁を握るとき、フライパンを振るとき、鍋で煮込むとき……。タイミングと味付けも重要で、料理には常に集中が必要です。
いよいよやってくるクライマックスは、仕上げと提供。綺麗にお皿に盛り付け、嫁さんや子供から「おいしい!」の一言が出たときには、まさに波に乗れた時とおなじ喜びが得られます。
うぉぉぉぉーーーーっ!!
よっしゃぁっ!
……と。
そんな楽しい料理をしないなんてのは、あまりにももったないことなのです。僕は、ゴミ出しや風呂掃除には、こういった感動は無いと思います。また、ゴミ出しや風呂掃除には、それほどのスキルは必要ありません。それに対して、料理は簡単ではありません。
料理はむずかしいからこそ、少しづつスキルアップできる楽しみもあるのです。
また、料理はつくるだけではありません。買い物から勝負は始まっています。旬な食材を選べば、美味い上に安いです。今なら、レタス、キャベツ、とうもろこし、なす、トマトといった夏野菜が最高! 家計も守りつつ、家事をこなし、家族を笑顔にする。料理は、自分自身が幸せになれる家事のひとつでもあるのです。
ということで、8月8日「パパの日」。世のお父さん方、がんばって行きましょう!
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