戦う男児と、穏やかな女児
わが家の3歳の息子は、0歳から保育園のお世話になっています。
生後8か月から通いはじめ、今は3歳10か月ですので、保育園歴は3年2か月です。そんなこともあり、すでにたくさんのお友達がいます。
さて、そんな息子ですが、3歳になってから男女の区別がつくようになってきました。「〇〇ちゃんは、男の子?女の子?」と、パパやママに質問するようになったのです。だんだん正解率も上がり、今ではもう大人に聞かなくても性別がわかるようです。
また、僕はそんな息子やお友達を見ていて、「男の子と女の子とでは、遊び方や趣味嗜好も違うな」と感じるようにもなりました。
たとえば休日にクラス会を開催すると、男の子達はいきなり戦いごっこを始めてしまいましたが、女の子達は机を囲んでお絵描きや折り紙を始めたのです。わが家は息子ひとりっ子ですので、そんな女子の振る舞いを見て、「わぁ、女の子って穏やかで可愛いなぁ〜」と僕は驚きました。
今回は、男子と女子の違いに、思わず笑ってしまったエピソードをお話しします。
かつて号泣した散髪、3歳になっておとなしく
先週末、息子はいつも親子でカットして頂いている「祐天寺駅前のMen’s 大東京」さんへ行ってきました。おとなしく椅子に座って、穏やかにカットしてもらって、気持ちよさそうにシャンプーをしてもらっています。
でも、かつては散髪が大嫌い。
激しいイヤイヤや大号泣で、いくらなだめでも、スマホでYouTubeを見せても、どうにもダメで、カットの途中で諦めることもありました。しかし今では散髪屋さんが気に入っています。
ご参考に、これが生まれて初めての散髪屋さんへ行った時のようす。1歳6か月です(このときは美容室)。
3歳でも女の子は女性。オシャレに鋭い!
さて、髪を切って、すっきりとした翌日のことです。
朝の保育園登園時に、同じクラスの3歳の女の子が息子を見かけるなり、「こっちゃん、髪切ったの?」と。
女の子ってすごいね。髪型がちょっと変わっただけで、それに気づいて声を掛けてくれるんだ、と僕は驚きました。女の子って、3歳くらいから心も女性なんですね!
さて、そんな嬉しい言葉をかけてもらった息子は、何をしたのかと言うと……。
「快盗戦隊ルパンレンジャー!」と声をあげ、いきなりポーズをキメてひとりで暴れはじめたのです。「うぉー」と、床の上をドタバタと。
な、なんなんだよ、その反応は。これが女子同士だと「ありがと」とか「〇〇ちゃんも髪かわいいね」とか会話が弾むのですが、なんという意味不明な行動。
いや、むしろ、息子なりに喜びを表現しているのかな。「髪型だけじゃなく、俺はもっとかっこいぜ!」と披露したのかも。
とにかく、また男子と女子の違いを、まざまざと見せつけられたのでした。
育児中の方、3歳くらいから男女の区別が少しづつわかるようになり、行動も変化してきます。赤ちゃんの頃とは違った子育ての楽しみがありますよ!
うちの息子ってヘンですか?
最後に、面白い本をご紹介します。
元保育士で、
自分自身三人兄弟の長男で、
息子三人の父親である、
男の子のプロ! 小崎恭弘さんが書いた男子の取扱入門書です。
男の子の親ならある、あるネタ満載。パパなら「わかるぞ、お前のその気持ち」と思えたり、ママなら「えぇーっ、男子ってそうなの!」とビックリしたりすることでしょう。
「うちの息子の行動、意味不明!」と、翻弄されている方には、特におすすめです。