2歳3ヶ月の鼓太郎が、ひさしぶりに風邪をひきました。
前日の夜、ゴホゴホと少し咳をしていたので怪しいなぁと思っていいたら、翌朝からだがポッと暖かい。体温を計ると37.5度でちょっと高めでした。子供の平熱は大人より高いので、心配するほどの発熱ではないのですが、保育園には登園できません(37.5度で登園不可、登園中の場合は途中でお迎えコール)。
ですので、今日は僕が日中、息子の看病をすることにしました。
ふと気づけば、パパとふたりきりでも大丈夫に
少し前まで、息子とふたりきりで過ごさないといけないときは、いつも不安がありました。というのも、幼い子にとっては、いくら頑張ってもパパよりもママが好き。特に、体調が悪い時は、どうしてもママに甘えたいからです。
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ですが、ふと気づけば、息子とふたりきりが何の躊躇もなく、迎えられるようになっていました。これまで何度も「ママがいなくて号泣」「パパしかいなくて号泣」を乗り越えてきて、少しづつ息子も僕も成長してきたんだと思います。
振り返れば、息子とふたりでディズニーランドへ行ったときが、ふたりきりが問題なくなった大きな切っ掛けだと思います。
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ママはしごと、パパはいるよ
今日、息子と小児科へいったときの写真です。上手に吸入器を吸っているでしょ。なぜか、まったく嫌がらずに吸入してくれました。
さて、小児科病院へ行く道中、息子は僕に「ママはしごと、パパはいるよ」としきりに何度も言ってくれました。こんな言葉の使い方は、息子に一度もしたことがありません。
ただ、「ママは?」「しごとだよ」という会話はしたことがあります。また、僕と息子がふたりきりのときに「今日はパパがいるよ〜!」と言ったことはあります。
鼓太郎は、僕から聞いたこのふたつの言葉をつなげて、自分の言葉として使ったのです。驚きました! ちゃんと文章として成り立っているし、意味もあっている。鼓太郎の成長っぷりと健気さに、泣けました……。
日中、僕がひとりで看病をしているあいだ、「ママがいい! ママがいない!」と泣くこともありませんでした。
「ママはしごと、パパはいるよ」。
自分自身、状況をしっかりと理解していたのです。かつて号泣していたときは、「家にいるのになぜママに会えないのか」を理解できず、辛かったのかもしれませんね。
世の新米パパさんへ。子供とふたりきりで過ごす時間が長いほど、絆は深まりますよ!
赤ちゃんが生まれ、育児に翻弄されている新米パパさん。「父と子の絆は、ふたりきりで過ごすことで育まれる」。これは断言できます!
もちろん子供と接することが大切なのですが、ママ(奥さん)と一緒だとダメなんです。子供だけでなく、夫であるあなたも奥さんに頼ってしまうから。
子供も、父親であるあなたも、「今日はママがいない。ふたりきりで乗り越えるしかかない!」という状況に追い込まれてこそ、本気でふたりで頑張れるんだと思います。
もちろん個人差はありますが、うちの場合はなかなか大変でした。日頃、かなり息子と接しているにも関わらず、ふたりきりになると「ママがいい」と号泣。なんでパパじゃダメなんだよ……と、そのたびに精神的にガックリ。
でも、その積み重ねが、きっとのちに幸せをもたらせてくれます。パパとふたりきりの時間を喜んで過ごしてくれている我が子の姿を見ると、本当に心から嬉しくなりますよ。