2016年7月22日から日本でも配信が始まった、スマートフォン向けアプリ「ポケモンGO(Pokémon GO)」。リリースから1日が経ちました。2歳3ヶ月の息子を持つ僕も、早速プレイしてみたのですが、これはアレです。ちょっと一言いわせてください……
夢、ありすぎやろ!
ゲームの内容については、あらゆるメディアで情報が炸裂しているので、ここではあえて説明しませんが、これはめちゃくちゃ面白い!
なぜなら、自分が住んでいる街がゲームの世界になるからです。
家の玄関を一歩でれば、そこはゲームの世界。ポケットモンスター達が街にあふれ、街角にはポケモン捕獲のためのアイテム補給スポットが随所に用意されています。
たとえば、これ。うちの近所にある世田谷公園なのですが、この公園内にあるパンダの乗り物がアイテムが補給できるスポット、ポケストップになっています。
「おぉー、これは俺知ってる。今から行ってみよう!」
……と、なる訳です。
他にも、これ。シーサーです。
地図とGPSがあるので、これがある場所はわかるのですが、日頃通っている道に「こんなのあったっけ!? 気づかなかったぁ! こいつがこのエリアのキーだったのか〜」と、興奮させられる訳です。
自分が暮らしている街が、そのままゲームのステージになるというのは、まさに昔読んでいた少年少女向けSF小説の世界です。これまで普通に生活していたけど、実はそこには裏の世界があって……という。
ポケモンGOは、これまで空想だった世界への扉を開けてくれたのです。
ポケモンGOは、ディズニーランドとアスレチックが自分の街にやってたような感じ
ポケモンGOをしたことがない方に、あえて例えるならば、自分が暮らしている街にディズニーランドとアスレチック(オリエンテーリング)がやってきたような印象です。
夢の国へ行かなくても、家の玄関を開けて一歩飛び出せばキャラクターたちに出会える。そしてアスレチックへ行かなくても、散策すべき場所は街じゅうに広がっている。
まさに、そんな印象を受けました。
僕は大人ですので、ゲームの世界だと割り切れますが、子供から見れば、夢の世界が本当にやってきたようなワクワクが止まらないのではないでしょうか。
すでに街じゅうにポケモンGOユーザーが溢れかえっている
僕は、ポケモンGOが配信されて、すぐにインストールしました。そして、2〜3時間後に外に出てみると、早くも街にはポケモンGOユーザーが溢れかえっていたのです。
先に紹介したアイテムが手にはいるポケストップで、小学生男子2人組、女子高生3人組、60〜70代の女性など、老若男女様々な人とリアルにバッタリ。
「自分だけじゃなく、みんなもポケモンの世界で頑張っているんだ!」
……そう感じさせられました。
やっぱり事故などには要注意!
うちの息子は2歳なので、まだポケモンGOをやりたがる年齢ではありません。しかし、小学生以上のお子さんがいるご家庭では、ポケモンGOをやる・やらせないの攻防を繰り広げられることでしょう。
また、ポケモンGOは家でじっとしていてもゲームが進まないので、実際の街へ繰り出す必要があります。そのため夏休みのあいだ全然家に帰ってこない、という事態も考えられます。「ポケモンやめて早く家に帰ってきなさい!」と、親の怒りの鉄槌も各所で振り下ろされるのではないでしょうか。
そんな中でも、一番の心配はやっぱり交通事故。
完全に歩きスマホになってしまいますので(歩き回らないとゲームにならない)、周りへの注意が激減し、事故に遭う機会が相当上がってしまいます。もしあなたが車を運転中、子供がスマホの画面に集中しながら(ポケモンを追いかけながら)走って交差点に進入してきたらどうでしょう。避けられますかね。
ポケモンGOユーザーにとっても、車やバイク、自転車を運転する者にとっても、このあたりは大きな問題かと思います。
ポケモンGOは、夢があって最高に面白いです。ただし、事故や変な事件に巻き込まれたりしないよう注意してください。
しかし、アプリひとつで社会の仕組みが変わってしまいそうな勢いですね。任天堂、さすが!
空想のSFの世界が現実になるなんて、夢、ありすぎです!