「お父さんがキモい理由を説明するね」。中学生の娘さんが語る、この話知ってます?

わが家は、ママが厳しくて、パパが甘いです。

たとえば食事中、息子がなにかに不機嫌で食べ物やスプーンを投げることが時々あるのですが、そのときママは厳しい表情で「ダメでしょ!」と叱ります。それに対して、僕は「パパ抱っこ〜」「どうしたの?」「ゼリーが欲しい」「うん、冷蔵庫行こうか!」と、激甘です。

なぜ、僕は甘いのか?

本音は僕も厳しくしたいのです。でも、息子はまだママっ子で、甘える時はいつもママばかりなのです。僕が近づくと「アンパーンチ!」「ダブルパーンチ!」「アンキーック!」を喰らわされます。息子にとって僕は敵(バイキンマン)なのです。

だから、冷蔵庫の上の段を見たいだけだとわかっていても、「パパ抱っこ〜」と近づいてくれる息子にホイホイと喜んでしまうのです。

ちなみに嫁さんは、「あんたすごい可愛がってるし、大好きやのに、なんか可哀想やな……」と、哀れんでくれています。ありがとう……。

もし、2歳10ヶ月鼓太郎がもっと話せたら

「お父さんがキモい理由を説明するね」って話、知ってます?

元々はITmediaビジネスというウェブサイトのコラムとして掲載されたものですが、後に書籍化されたので、タイトルくらいは知っている方は多いと思います。

今更ながら、このコラムを読みました。




これだっ!

このコラムに出てくる子供は中学生の娘さんなので、2歳10ヶ月のわが家の息子とは全然年齢が違います。でもこれ、もしかしたら息子もおなじようなことを思っているんじゃないかと、グサッと来たわけです。

父: 何でもかんでも「キモい」とか「カワイイ」って形容詞で単純化するのは、女子学生の悪い癖だぞ。キモいって言葉を、もうちょっと別の表現で説明しなさい。

娘: 何て言うのかな、本当に「オェェ……」て感じで気持ち悪い。ゾワゾワする。

父: 毎日ちゃんとお風呂入って、歯も磨いて、清潔にしてるぞ。

娘: 清潔かどうかってことじゃなくて、行動とかしゃべり方とか……存在そのものが気持ち悪いの。

父: ……(言葉が出ない)。

娘: ごめんね、でもそう思ってしまうの。

父: ぐ、具体的にどういう言動がキモいの?

娘: いっぱいあるよ。まず、あたしにベタベタしてくるでしょ? 可愛がりすぎるのがキモい。あと、……

娘と父のマジトーク(その2)「お父さんがキモい理由を説明するね」 (1/5)

最初から最後までグザグザ刺さりまくりでした。息子に隙があれば、僕は「こたろー、ギューッ!」をやってしまうのですが、もしかしたら……いや、もしかしなくても、きっと「キモイ」と思っているのでしょう。

そうでなければ、パパが近づいただけで、ガッと腕を上げて阻止したり、アンパンチを喰らわせたりしません。ちなみに、最近ドラえもんに興味津々の息子は、ジャイアンが好きだと言っています。腕っぷし男が好きなようです。

あぁぁ……早くも、もう甘えてくれる時期が終わってしまったのか? 2歳とはいえ、これからはもっと立派な子供として接しないと、と寂しく感じました。

このコラムをまだ読んでいない方は、ぜひご一読くださいませ。グサグサ刺さりながらも爆笑ですよ! 子供目線から見ればたしかにキモいですが、父親が読めば「わかる!」と共感させられる方は多いのではないでしょうか。




あれ?

ここまで書いてから、ハッと気付きました。

なんか同じようなことを、前に書いたような気がする……と。

パパやるのサイト内を検索すると、息子が生まれる前、妊娠5ヶ月の頃にこの記事を紹介して、「キモイ父親にはならない」「イケてるパパになる」とか書いていました。(恥) かっこ悪いので、その過去記事へのリンクは貼りません。

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