子供を保育園へ通わせている親御さん、送迎手段はなんでしょうか。ベビーカー? 自転車? 徒歩? それとも自家用車?
gooベビーの調査によると、自転車が1位で、わずかの差で2位が自家用車でした。この2つで全体の7割以上を占めています。僕は抱っこ紐なのですが、かなり少数派だったんですね。
- 子ども乗せ自転車 38%
- 車 36%
- 親子とも徒歩 13%
- ベビーカー 9%
- 抱っこひも 2%
- 抱っこ(抱っこひもを使わずに) 2%
*gooベビー「保育園までの送迎手段」より引用
さて今回は、通園児における大変痛ましい事故の報道がありましたので、注意喚起という意味合いでご紹介します。
祖父が、孫を車でひく。
”青森県八戸市市川町の市道で、近くの会社員Aさん(60)運転の乗用車が孫の保育園児Bちゃん(4)をひいた。Bちゃんは病院に運ばれたが、肝臓が破裂し、約2時間半後に死亡が確認された。青森県警によると、Aさんは、Bちゃんを保育園に迎えに行き、帰る途中だった。
*名前は伏字にしています。
保育園に迎え、転んだ4歳孫を車でひく 青森・八戸:朝日新聞より一部引用(【追記】記事公開終了しました)”
事故の現場は、保育園の前ではなく、帰る途中に寄った公園前とのこと。
4歳児といえば、身長は1m前後あるかと思いますので、大人と比べてもそれほど死角になりやすいということもないでしょう。ただしそれは「立っていれば」の話。4歳児は大人と違って、まだまだ転びやすい。また、急にしゃがんで遊ぶこともある。転んだり屈めば、一瞬にして死角になってしまいます。
同様の事故として、遊んでいた幼い子供に気づかないまま、自宅のガレージなどで車を発進させひいてしまった、という事故は昔からよく報道されています。家族が殺してしまうという不幸は計り知れません。そこには悪意もなければ、怒りのやり場もない。ただただ、悲しさと後悔ばかりではないでしょうか。
自家用車で、保育園や幼稚園の送迎をされている方は多いようですが、今一度注意の意識を高めておきましょう。
青森・八戸で亡くなられたお子さん、心よりお悔やみ申しあげます。