4歳の息子を連れて、家族3人で大阪にある遊園地「ひらかたパーク」へ行ってきました。
関西では「ひらパー」として親しまれている、1910年・明治43年開園の遊園地です(創業時は香里遊園地)。大阪府下ではユニバーサルジャパンに次ぐ入園者数を誇っています。
ひらかたパークへ来たのは、息子とパパが今回初めて。ママは過去に行ったことがあるそうです。
さて、4歳の息子は楽しめたのでしょうか?
- 入場券のみ? フリーパスは必要?
- インスタ映えするベストスポット
- 楽しめたアトラクション
- 楽しめなかったアトラクション
- ひとりで乗れたアトラクション
- 園内のフード
- 注意点と持っていきたい物
など、子連れでひらかたパークを楽しむコツをお伝えします。
チケットは入園料だけより、子どもも大人も結局フリーパスがお得
まずは、入園料。
僕たちが列に並んでいると、後ろにいた家族が「子どもとパパをフリーパスにして、私を入園料のみにすれば安く上がる」と言ったことを話していました。
むむ! 確かに「入園料だけのチケット」と「フリーパスがセットになったチケット」に価格差があるので、ちょっと悩みました。
でも、乗るときは家族3人で乗りたい! みんなでアトラクションを楽しみたい! だから、親子で「入園料+フリーパス」を買いました。
チケット購入に「e-kenet VISAカード」で決済するか提示すれば、入園料が20%になります。
e-kenetは別名「京阪カード」。地元、京阪沿線で便利に利用できるクレジットカードです。
また、僕たちの後ろに並んでいた家族のように、パパ・ママのいずれからフリーパスにしたい場合は、子どもは絶対にフリーパスがお得です。
なぜなら、すぐに元が取れるからです。
園内にあるアトラクションには、それぞれ300円や500円などの料金設定があります。アトラクションには子ども料金が無く一律なのです。5つほど乗れば、フリーパス分になります。
それでは、ひらかたパークのマスコットキャラクター「ピピン」とグリーティングして、いざ入園!
身長と年齢、3〜4歳・105〜110cmから乗れるもの増える
各アトラクションには身長制限があります。90cm、105cm、110cm、120cm……。
身長チェックは、厳しいです。
これは身長105cmの息子ですが、110cmのアトラクションには乗れませんでした。スニーカーの厚み分で行けるかなぁ、と思ったのですがダメ。
乗れなかったのは「カイトフライヤー」。寝転んで飛べるアトラクションです。男の子のヒーロー好き魂をくすぐります。風の谷のナウシカの「メーヴェ」や、スターウォーズの「スピーダーバイク」にも似ていますね。乗れずに残念。
ひらかたパークのアトラクションは、年齢3〜4歳・身長105〜110cmから乗れるもの増えます。と言っても、大人同伴であれば、結構乗れるものが多くあります。
息子は年齢4歳・身長105cmですが、全アトラクションの7割方は乗れました。
子どもの撮影、インスタ映えスポット
これを見た瞬間「これだ!」と閃きました。
アトラクションとしては人気がなく、全然並ばずに乗れた「ウィザードのマジカルジャンピン」。これは身長105cmから子どもだけで乗れるので、息子だけでチャレンジさせました。
係のスタッフさんは、左端から座るよう誘導されます。
よし、良い場所ゲット!
ういーーーん
カシャッ!
観覧車「スカイウォーカー」を背景に、良い写真が撮れました。やったね!
面白かったアトラクション
ひらかたパークで朝から夕方までたっぷりと遊んだ後、息子に「何が一番楽しかった?」と質問しました。
探索型アトラクション マジカルボルケーノ
その答えは、「探索型アトラクション マジカルボルケーノ」。
入り口正面にあるアトラクションで、マップを手に探検して宝物を探すアドベンチャーです。途中「緊急事態発生!」と警告が鳴り、火山を沈めるためにボール(アイスボール)を火口にどんどん投げ入れるいうイベントがあり、息子は大興奮。
自分で考えて動ける、ここが一番楽しかったとのことです。
トロールパニックパチャンガ
あと、これは家族一致で楽しかった「トロールパニックパチャンガ」。いわゆる急流滑りです。
ジェットコースターのような急な坂を、一気に駆け下ります。その様子を動画で撮影しました。これです。
ラウディ
ひらかたパークには、いくつものジェットコースターがあります。メインの「木製コースター エルフ」や「レッドファルコン」には身長制限で乗れませんでしたが、こちらは4歳以上であれば大人同伴で乗れる「ラウディ」。
子ども向けとあなどるなかれ。急スピードでカーブしたり、急停車したりして、なかなかの迫力でした。
スカイウォーカー
こちらは、遊園地の定番の観覧車。「最頂部約80m、1周約10分」と、たっぷり楽しめる大型タイプです。
園内の様子はもちろん、大阪を遠くまで一望することができます。
360°立体シアター 4Dキング
続いては室内アトラクション。立体メガネをつけて観る映画です。前後左右、ぐるりとスクリーンになっていて、迫力ある映像を楽しむことができます。
ちょうど「ウルトラマンゼロ」をやっていて、ヒーロー好きの息子は大喜びでした。
そういえば、入り口にも巨大ウルトラマンが設置されていて、見かけるなり一目散に駆けて行きました。
面白くなかったアトラクション
次に、残念だったアトラクションを。
ドキドキおばけ屋敷 どろろん旅行社
およそ1年前、東京の遊園地「としまえん」で、当時3歳だった息子は初めてお化け屋敷を体験しました。そこで、大泣きしたのです。
今回はそのリベンジ!
「絶対に泣かないぞ!」と気合いを入れて挑んだ息子でしたが、まったく怖くないおばけ屋敷だったのです。怖くなければ、楽しくも、面白くもない。なんとも微妙なおばけ屋敷でした。しょんぼり。
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子どもがひとりで乗ったアトラクション
年齢・身長制限をクリアすれば、子どもだけで乗れるアトラクションがいくつかあります。
息子がひとりで並んで乗っている姿を見守っていると、「成長したなぁ」としみじみ。先のインスタ映えスポット「ウィザードのマジカルジャンピン」に加え、今回はこれにも乗りました。
ブランブラン
巨大ブランコ「ブランブラン」です。
腕に巻いたフリーパスのバーコードをスタッフのお兄さんに見せて、「何歳ですか?」の質問に「4歳!」と元気に答える息子。
ダイナミックなブランコ! 結構迫力ありますね。
ヒラパーの売店、フードやドリンク
園内には、売店やレストランがかなり豊富にありました。生ビールやホットワインなどのアルコールも販売されています。たこ焼きやうどんなどの屋台に加え、マクドナルド(ハンバーガー)やポムの樹(オムライス)などのチェーン店もありました。
スイーツもあるし、食事に困ることはないですね。また自動販売機も多く設置されているので、水分補給にも困りません。
以前、息子とディズニーランド・ディズニーシーへ行ったときは、売店が行列で、自販が無く、飲食が大変でした。
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ヒラパーの注意点
最後に注意点。
ひらパーは、服が濡れるアトラクションが結構あります。晴天の夏だとすぐに乾いて気にならないかもしれませんが、冬や曇りの日はちょっと厳しいです。
大人の着替えまではいらないと思いますが、子どもの着替えを一式持っていくと安心です。あとは拭くためのタオル。用心するならレインコートかな。
ひらパー、思っていたより楽しい!
ひらかたパークは、北大阪にあります。大阪と京都のあいだです。
「田舎の寂れた遊園地なのかなぁ」
と思って挑んだのですが、まったくそんなことはありませんでした。施設内は綺麗で、アトラクションは充実、そこらじゅうに活気があり、とても楽しい遊園地でした。
親子ふたりきりも良いですが、家族でいく遊園地も最高ですね。とても幸せな気分になります。
良い遊園地でした。
ありがとう、ヒラパー。
ひらかたパーク 基本情報
■住所
大阪府枚方市枚方公園町1-1
■営業時間
10:00~20:00
10:00~18:00
10:00~17:00
*日によって変わります。詳しくは営業カレンダーをご確認ください。
■休園日・定休日
不定期
*詳しくは営業カレンダーをご確認ください。
■最寄駅
京阪電車「枚方公園」駅
JR高槻・阪急高槻市からは京阪バスが便利です
■駐車場・駐車料金
普通車 1,500円
マイクロバス 2,000円
バス 3,000円
単車 無料
■公式サイト
www.hirakatapark.co.jp
*記事執筆時の情報です(2019年1月)
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