日本人はフランス大好きですよね。書店へ行けば、「フランス人は〜」と題された書籍が大量に並んでいます。フランスというだけで、憧れたり、信頼したりするのでしょうね。
たとえば、子育て本だけでも、こんなにたくさん!
フランスのパパはあわてない 妊娠から産後まで妻を支える166の心得
フランス人は子どもにふりまわされない 心穏やかに子育てするための100の秘密
フランスの子どもはなんでも食べる〜好き嫌いしない、よく食べる子どもが育つ10のルール
フランスは、街に公衆トイレがない! あったとしても有料で汚い
僕も連載させてもらっている「Wordl Mommy(ワールドマミー)」。日本語・英語・ベトナム語の3ヶ国語で同時展開というインターナショナルな子育て情報サイトです。
そのWordl Mommyで連載しているフランスで子育て中のママ、KOSSYさんの記事を読み、「トイレ事情に関しては日本の方が何倍も勝っているなぁ」と感じました。
娘の「トイレ~!」という発言に怯えながらのショッピングタイムでした。引っ越してきた当初は、電気屋さんにトイレが無いとは思いもせず、トイレの場所を尋ねると「ありません」とキッパリ言い放たれアタフタし、飲みたくもないコーヒーを頼んで近場のカフェに駆け込んでいました。
(中略)日本で、万が一お客様用のトイレが無かったとしても、子どもが用を足したい場合、殆どのお店では子どもだし仕方がないと従業員用トイレを貸してくれると思います。ニースのお店の徹底ぶりは凄いです。絶対に貸してくれません。
子どもとお出かけ、トイレ探しは一苦労! From France:World Mommy
ひぇぇ……これは辛い!
子供はトイレに行きたくなったら、大人のようには我慢ができません。子供の「トイレに行きたい」は、「今すぐ行きたい! もう漏れちゃう!」ということなのです。KOSSYさんが暮らす南仏のニースでは、街に公衆トイレが無いだけでなく、仮にデパートにあったとしても有料で汚いのだそうです。
お金を払って不潔なトイレが提供されるなんて、無料で清潔なトイレが街じゅうに完備されている日本とは大違いですね。
これが日本の公衆トイレだ! 補助便座、ベビーチェア、オムツ替え台など完璧な設備
便器にウォシュレットが付いているだけでなありませんよ! 子供のため、子連れのための配慮がたくさんあります。
まずは、補助便座。これがあれば幼い子供も便座に座ることができます。
そして、フィッティングボード。これは下に引くと、台が出てきます。この台の上に子供が乗ることで、立ったままオムツ交換をしたり、お着替えをしたりすることができます。床に触れることなく清潔に。
さらに、写真には見えていませんが、壁には赤ちゃんを一時的に座らせておくベビーチェア。個室の外には、当然オムツ替え用ベッドもあります。
しかも、ここは男性用トイレです!
日本では良く見る光景ですが、これって外国人から見ればビックリな設備なのでは!? なにかとフランス(フランス人)に憧れる日本人ですが、トイレに関しては自信を持っても良さそうですね。
子育てに対する心のゆとりや、パートナーへの思いやりなどは、フランス人から学びつつ、こういった日本の文化は積極的に海外にも伝えていきたいものです。世界の子育てが知れる子育て情報サイトワールドマミー、なかなか面白いですよ!
World Mommy(ワールドマミー)が本日オープン。英語、ベトナム語の3ヶ国語で伝える子育てサイトで、パパやる世界進出!