2025年・令和7年の米騒動。
米不足や米価格高騰が叫ばれる中、5月末から備蓄米の販売が始まりました。ニュースでは全国各地で販売されていると報じされているものの、なかなかスーパーやコンビニで見かける事はありませんでした。
備蓄米流通から1か月が経った6月29日、ついに近所のスーパー「東急ストア」で備蓄米と書かれた米を見つけることができました。
価格は5キロで1,780円です。ここしばらく、5kgのお米を4,000円台で購入していたので、いきなり半額以下になりました。今回の米騒動の前の価格よりも少し安い位ですね。こんな値段で買えるのは久しぶりです!
ただ、「新米と比べて、美味しくないかもしれない」というのが少し不安なところです。
皆さんの中には、既に備蓄米を食べたことがある方は多くいらっしゃると思いますが、我が家では初めての備蓄米なので、記念にブログにレビューを書き残しておきたいと思います。
備蓄米だけど、何年産(収穫年度)は書かれていませんでした
去年収穫されたお米は古米、前々年は古古米、前々々年は古古古米、前々々々年は古古古古米というそうです。
どれくらい古いお米なのか気になったのですが、パッケージには「◯年産」といった収穫年度は書かれていませんでした。ちょっと楽しみだったので、残念。ブレンド米ということで、収穫年に関してもいろいろなお米がブレンドされているのかもしれませんね。
書かれている日付は、精米時期のみです。
土鍋でおいしく炊けました!
備蓄米の袋の裏に書かれた「おいしいご飯の炊き方」を見ると、水に浸す時間が60分以上になっていました。
新米など一般的な説明は30分以上が多いのですが、古米はしっかりと浸水させておく必要がありますね。僕は念のため炊く3時間前にお米を洗いました。ちなみにお米の香りに関しては、洗う前も洗った後も特に気になることはなく、「いつものお米」という感じでした。
さて、いよいよ炊飯です。
実はわが家には炊飯器がありません。5年以上前に故障してから買っていないのです。今は土鍋とキャンプ用のメスティンを使っています。
メスティンとは、これ。これと同じものではありませんが、妻の友人からいただいて使いはじめました。炊飯器より簡単で、時間も早く、おいしく炊けるのでビックリしています。


また、土鍋は炊飯用ではなく、ラーメン用片手鍋用。20年ほど前に、友人の結婚式の引き出物でいただいたものです。なんとなくご飯を炊いてみたら、めちゃくちゃ美味しく炊けて衝撃です。
長年使っているので、土鍋に年季が入っていますが、こんな感じの炊き上がりです。

この土鍋で炊くのはちょっとコツが必要で、何百回も炊きながらたどり着いたのは、中弱火で約20分炊きます。途中でお米をぐるっとかき混ぜるのと、炊いた直後にかき混ぜて20分ほど蒸らすのがポイントです。
これで、一粒一粒しっかりと炊き上がります。
食べた感想は、おいしい!
いつもと何ら変わらない美味しさで、ブレンド米にも関わらずブランド米ほどのクオリティだと感じました。
好きな料理が『おにぎり』の小学5年生の息子からは、「モチモチしておいしい!」の感想をもらいました。妻も「全然古さを感じないし、香りも悪くないね」と。
ということで、初めての備蓄米。
普段とまったく変わることなく、めちゃくちゃ美味しかったです! ちょっと拍子抜けしました。笑
皆さんも備蓄米はもう食べましたか?
感想や美味しい炊き方などありましたら、コメント欄やSNSでぜひお声掛けくださいね。
それでは、ご馳走様でした!