凄かった! プログラミング教室、6歳・年長が体験(アントレキッズ三軒茶屋校)

  • 「未就学児でもプログラミング習えるの?」
  • 「プログラミング教室って、子どもに何を教えるの?」
  • 「体験教室行かせてみたいけど、どうしよう?」

2020年4月から小学校でプログラミング教育が必修化され、お子さんの習い事に「プログラミング教室」が候補に上がっているご家庭は増えていると思います。ただ、「何歳から始められるんだろ?」と、疑問を感じることもあるのではないでしょうか。

実は、意外と早くから取り組むことができるのです。

(日経DUALより)文・写真:北野 啓太郎

2019年夏、僕は日経BPが運営する「日経DUAL」からの依頼で、プログラミングを早くから導入している小金井市立前原小学校(東京都)と、前校長の松田孝さんを、取材させてもらいました。ここでは小1でタブレットを使ったプログラミングを教えはじめ、小3でキーボードのタイピング、小4でBASIC言語を使ってのロボット制御、小5でドローン制御、小6でHackforPlay(JavaScript言語)を使ってのRPGゲームの製作を行っていました。

つまり、6歳でプログラミングを始め、8歳でキーボードをカタカタと叩いているのです。

 

パパ
この子達が社会に大挙してきたらヤバい。完全に負ける!

僕は、子どもたちの能力の高さに驚かされるとともに、焦りを感じるほどでした……。

 

さて、今回の記事は、わが家の息子(6歳・保育園 年長)の「プログラミング教室」体験レポート! 保育園・幼稚園のお子さんをプログラミング教室に通わせようか、と悩んでいる方の参考になれば幸いです。

アントレキッズ三軒茶屋校 無料体験へ行ってきました

アントレキッズのホームページ
アントレキッズ ウェブサイト

まず、今回の経緯ですが、嫁さんの方が積極的で、自分で探して、自分で申し込みました。しかし……

ママ
プログラミングはパパの方が詳しいから、あとはお願いするね!

おっと……(笑)

体験してきたのは、東京の渋谷と三軒茶屋に教室をかまえる「アントレキッズ」さんです。わが家から徒歩で行ける三軒茶屋校の方へ、息子を連れて行ってきました。

アントレキッズ三軒茶屋校
東京都世田谷区下馬2-13-15 asomanabo(あそまなぼ)内
https://entre-kids.jp

無料体験はアントレキッズさんのサイトからも申し込みできますが、僕たちはasomanabo(あそまなぼ)さんのサイトから申し込みました。カレンダーから好きな日時が選べるので、こちらの方がわかりやすかったです。

そして、いざ当日。
なんと先生とマンツーマン!

たまたまなのか、これがレギュラーなのかはわかりませんが、1対1で教えてもらえるのは、プログラミング教室初体験の息子にとっては安心ポイントでした。

タイピング練習

キーボードでタイピングする6歳児

体験学習、まずはタイピング練習から。

両手の人差し指を、FとJのキーの上に置きます。そして画面に表示されるアルファベットを入力していきます。

なんと、息子は全問正解!

実は、自宅でパパのパソコンで遊んでいるので、キーボードはある程度慣れていたのです。ただ、アルファベットの認識に関しては、「ちょっと無理かも……」と思っていたのですが、自力で探して、すべて入力できました。

すごい。

【ロボチャート】ロボットに動きを指示して、出口から脱出させる

ロボットを制御するための命令を選択

次は、いよいよプログラミングの第一ステップ。

迷路内にいるロボットを、出口に導くための指示をします。

たとえば、こんな感じに。

  1. 「前へ進む」
  2. 「前へ進む」
  3. 「右を向く」
  4. 「前へ進む」

画面左端にある「命令が書かれたブロック」を、マウスでドラッグ&ドロップして、操作パネルに並べていきます。

しかし、ここで問題発生!
息子は漢字が読めないのです。

でも、先生が教えてくださり、ここで「右」「左」「前」の漢字が読めるようになりました。

繰り返し動作の設定

だんだんステージレベルが上がり、迷路が複雑になっていきます。

ここでは「繰り返し動作」を設定。条件を入力し、それを何回繰り返すかを入力するのです。

結構むずかしい!

正直、ここで息子は固まってしまいました。問題が難しい上に、画面には大量の漢字。「出口」「繰り返す」「壁」など。

アントレキッズ三軒茶屋 教室の様子

先生に指導していただきながら、なんとかクリアできました。どういう理屈なのかも、なんとなく理解できた様子です。

パパ
僕は後ろで見ていて、ここで「もういやだ!」とギブアップするかもしれないと思ったのですが、耐えて乗り越えました。ほっ……

【ロボチャート】フローチャートで攻撃パターンを設定し、バトル!

ロボチャート(フローチャートでロボットの動きを指示)

次は、ロボット対戦です。これは、ロボットの動きを事前に決めておき、準備ができたら対戦場にバトルを行うというものです。

これは、息子は目を輝かせていました。なぜなら、バトルゲームが大好きだからです。迷路では緊張していた息子ですが、だんだんテンションを上げてのめり込みはじめました。

ただし!

ここでは、より高度になります。

ロボットの動きをフローチャートで指示します。「前進」「後退」「右へ30度回転」など。

さらに分岐記号もあり、それぞれ「はい」「いいえ」の設定もおこないます。

  • 「前方にロボがいるか?」
  • 「前は障害物か?」
  • 「ボールが向かっているか?」
パパ
こっ、これは僕でもむずかしい!

いきなりの高難易度に驚きましたが、息子は「ロボットのバトル」への興味がありすぎて、熱心に取り組んでいました。

幸運(?)なことに、なんと2連勝!

その後、負けることもありましたが、息子は先生に「もう一回」とせがむほど、何度もチャレンジしていました。

無料体験は、ここで終了です。

レッスン時間は60分。
すごく濃厚な時間でした。

ありがとうございました!

学べる言語・スキルが豊富! Web開発、動画編集、電子工作

1時間のレッスンを終えて「うーん!」とストレッチ
1時間のレッスンを終えて「うーん!」とストレッチ

アントレキッズさんでの無料体験。
想像していたよりも、はるかにハイレベルなことをさせていただき、僕は素直に驚きました。

教室を出た後、息子に「どうだった?」と聞くと、

鼓太郎 6歳
面白かった!

と、嬉しそうに言っていました。あと「先生がやさしかった」とも。

帰宅中は、僕と息子とでプログラミング歩きをしながら帰りました。「前へ5歩、右を向く、前へ10歩」なとど言いながら。

パパ
おぉ、プログラミング的思考だ!

 

アントレキッズさんでは、実際に入学すると、以下のようなことが学べるそうです。

一部を羅列します。

……す、すごい!
バリバリと仕事を受けられそうなプログラム言語やスキルがずらり。

しかも、これらはPJ学習(プロジェクト型学習)のもと進められ、グループワークで他者との協業を目指すとのこと。つまり、チームを組んで、プロジェクトを遂行するのです。

すごいし、かっこいい!!

 

入学するの?

最後に、入学するのかどうかについて。

プログラミング教室初体験でしたが、思っていた以上の内容で、とても素晴らしいと感じました!

ただ、やっぱり6歳児(保育園・年長)には、難しすぎるかなぁ。

難易度が高いのと、漢字が多用されているのとで、「今はまだ早いかな……。小2くらいからがベストかも?」というのが、終了後すぐの気持ちです。無理矢理させて嫌いになったら残念なので。

しばらくは、僕のパソコンを使って息子に教えながら、本人の気持ち・やる気を探ってみるのが良いのかな。

ちょっと親子で考えてみます!

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はじめての習い事は、プール教室。6歳の今も通っています。

2 コメント

  1. 記事読みました。この記事を読んですでにプログラミングが小学校の授業に導入されていること初めて知りました。プログラマが量産される未来が見えてきますね。

    • 春を待つ人さん、はじめまして!
      パパやる運営者の北野です。コメントありがとうございます。

      そうなんです。プログラミングの授業が、本年度2020年4月から必修化になったんです。たとえば、NHK Eテレのにプログラミングの番組があるだけでなく、他の科目の番組にも「インストール」「コピペ」なんて言葉も出てきたりします。

      今の小学生たちが社会人になる頃は、ずいぶん社会の様子が変わっているかもですね!^^

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